IncludedContexts
FullDefinition,Manipulate,および関連シンボルのオプションで,定義が再帰的に保存されるシンボルのコンテキストを与える.
詳細
- シンボルに関連付けられた定義の完全セットを報告または保存するFullDefinitionやManipulate等の関数は,各定義の右辺に現れるシンボルの定義を再帰的に取得する.IncludedContextsは,収集を特定のコンテキストに制限することで,再帰的な定義の収集を制限する.
- 以下は,よく使われる設定である.
-
All すべてのコンテキストを含む "Context`" 指定されたコンテキストだけを含む "Context`*" 指定されたコンテキストとそのすべてのサブコンテキストを含む {spec1,spec2,…} speciのいずれかにマッチする任意のコンテキストを含む - ExcludedContextsはIncludedContextsより優先順位が高い. »
- コンテキストは,Contexts[]におけるのと同じような文字列パターンを使って指定できる.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (1)
デフォルト設定のIncludedContextsAllでは,すべてのコンテキストが含まれるとみなされる:
スコープ (3)
コンテキスト"c2`"に加えてコンテキスト"c1`"とそのすべてのサブコンテキストを含める:
デフォルトで,特定のシステムコンテキストはたとえIncludedContextsに含まれていても除外される:
ExcludedContextsを使って除外リストを変更する:
特性と関係 (1)
ExcludedContextsはIncludedContextsを無効にする:
テキスト
Wolfram Research (2021), IncludedContexts, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/IncludedContexts.html.
CMS
Wolfram Language. 2021. "IncludedContexts." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/IncludedContexts.html.
APA
Wolfram Language. (2021). IncludedContexts. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/IncludedContexts.html