InflationAdjust
InflationAdjust[quantity,targetdate]
指定された quantity の購買力を targetdate のものに調整しようと試みる.
InflationAdjust[quantity]
現行年を targetdate として使う.
InflationAdjust[quantity,targetunit]
現行年に合わせて調整した後で,通貨を targetdate に変換する.
InflationAdjust[timeseries,targetdate]
指定された timeseries データの購買力を targetdate に合わせて調整しようと試みる.
詳細とオプション
- InflationAdjustは,過去の消費者物価指数(CPI)データを使って指定された時点における通貨の購買力を計算する.
- InflationMethodオプションをTimeSeriesオブジェクト,TemporalDataオブジェクト,あるいは{{t1,s1},{t2,s2…}のような時間と値のペアとして使うことで,カスタムの消費者物価指数データを与えることができる.
- ソースとターゲットの単位が異なる場合は,まずソース単位でのインフレ調整が行われ,次にターゲットの日付での通貨変換が行われる.
- targetdate は,年あるいはDateListでよい.単一の年が指定された場合は,年半ばの7月1日であると仮定される.
- targetdate がDatedUnitオブジェクトの場合,指定された日付が現行年ではなくターゲットの年として使われる.
- targetdate は,TemporalDataオブジェクト,TemporalDataオブジェクト,または時間と値のペアでよい.
- 通貨単位間の変換にはインターネット接続が必要である.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (4)
一般化と拡張 (2)
オプション (2)
InflationMethod (2)
複数の通貨がある場合は,通貨記号のタグが付いた複数の数列をユーザが与えない限り,InflationMethodで提供される同じCPI数列がすべての通貨に使われる:
テキスト
Wolfram Research (2014), InflationAdjust, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/InflationAdjust.html.
CMS
Wolfram Language. 2014. "InflationAdjust." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/InflationAdjust.html.
APA
Wolfram Language. (2014). InflationAdjust. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/InflationAdjust.html