Insert
Insert[list,elem,n]
list の位置 n に要素 elem を挿入する.n が負の場合,この位置は末尾から数えられる.
Insert[expr,elem,{i,j,…}]
式 expr の位置{i,j,…}に要素 elem を挿入する.
Insert[expr,elem,{{i1,j1,…},{i2,j2,…},…}]
複数の位置に要素 elem を挿入する.
詳細
- list の頭部はListである必要はなく,任意のものが与えられる.
- Insertは,対応する通常のリストに効果的に挿入する形でSparseArrayオブジェクトに作用する.
- expr がAssociationオプジェクトのとき,Insert[expr,key->value,pos]は連想に要素を挿入する.
- 指定された位置が"key"あるいはKey[k]の形式の場合,Insertはこのキーに相当する要素の前に新たな要素を挿入するか,あるいはこのキーがすでに存在する場合にはその値を上書きする.
- 挿入する要素のキーがすでに存在する場合は,同じキーを持つ古い要素が削除される.
- Insert[elem,pos][expr]はInsert[expr,elem,pos]に等しい.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (10)
Association中のキーを繰り返す項目の挿入は,前の値を上書きする:
位置を使ってAssociationを挿入する:
Wolfram Research (1988), Insert, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Insert.html (2014年に更新).
テキスト
Wolfram Research (1988), Insert, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Insert.html (2014年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1988. "Insert." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2014. https://reference.wolfram.com/language/ref/Insert.html.
APA
Wolfram Language. (1988). Insert. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Insert.html