Insphere

Insphere[{p1,,pn+1}]

内の点 piで定義されるシンプレックス(三角形,四面体等)に内接する最大の球を返す.

Insphere[poly]

多角形または多面体 poly の内接球を与える.

詳細

  • Insphereは,内接円あるいは内接円板としても知られている.
  • Insphereは,点 piで定義されたシンプレックス(三角形,四面体等)に内接する(弧長,面積等が)最大の Sphereを与える.
  • Insphereを評価するとSphere[c,r]になる.ただし,中心 c は内心として知られ,半径 r は関連付けられたシンプレックスの内接円の半径として知られる.
  • Insphereについて定義され,アフィン独立である.
  • 多面体については,Insphere[poly]は,多面体 poly に包含され,多面体の各面に接する球を返す.
  • 多角形については,Insphere[poly]は,多角形 poly に包含され多角形の各辺に接する球を返す.
  • Insphereは,GeometricSceneの記号の点と一緒に使うことができる.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (2)

2Dにおける内接円:

3Dにおける:

正八面体の内接球:

その表面積:

スコープ  (17)

グラフィックス  (6)

指定  (2)

異なる次元の内接球:

Insphereを評価するとSphereになる:

中心と半径を求める:

スタイリング  (4)

彩色された外接球:

FaceFormを使って表面と裏面に異なる特性を指定することができる:

さまざまな鏡面反射指数の外接球:

赤く輝く黒い外接球:

Opacityは表面の不透明度を指定する:

領域  (11)

Insphereは任意数の次元で使うことができる:

外心と外接半径を得る:

埋込み次元は球がある空間の次元である:

幾何次元は形それ自体の次元である:

帰属判定:

帰属条件を得る:

面積:

重心:

点からの距離:

これをプロットする:

点からの符号付き距離:

これをプロットする:

領域内の最近点:

包み込んでいる球までの最近点:

球は有界である:

その範囲を求める:

Insphere上でIntegrateする:

その上で最適化する:

Insphere上で方程式を解く:

アプリケーション  (3)

内接三角形と円板を再帰的に構築する:

Insphereを使って三角形分割された領域の円充填を生成する.まず,領域の三角形分割を行う:

Insphereを使って各三角形の円を求める:

充填密度を計算する:

Insphereを使って三角形分割された領域の球充填を求める.まず,領域を離散化し,三角形分割を行う:

Insphereを使って各四面体についての球を計算する:

充填密度を計算する:

特性と関係  (2)

Insphereは,Simplexに内接する最大のSphereである:

3Dで:

Circumsphereを使ってSimplexに外接するSphere(青)を得る:

3Dで:

おもしろい例題  (1)

ランダムな内接球の集合:

Wolfram Research (2015), Insphere, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Insphere.html (2019年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2015), Insphere, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Insphere.html (2019年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2015. "Insphere." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2019. https://reference.wolfram.com/language/ref/Insphere.html.

APA

Wolfram Language. (2015). Insphere. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Insphere.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_insphere, author="Wolfram Research", title="{Insphere}", year="2019", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/Insphere.html}", note=[Accessed: 21-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_insphere, organization={Wolfram Research}, title={Insphere}, year={2019}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/Insphere.html}, note=[Accessed: 21-November-2024 ]}