NetDecoder
ネットデコーダのリスト »NetDecoder["name"]
ネット表現を指定形式の式に復号化するデコーダを表す.
NetDecoder[{"name",…}]
追加的なパラメータが指定されたデコーダを表す.
詳細
- NetDecoder[…][array]は array の指定された復号化の形を与える.
- NetDecoder[…][{array1,array2, …}]は arrayiのそれぞれについて明示的に出力を計算する.
- NetDecoder[…][…,prop]を使って入力データの特定の特性が計算できる.
- NetDecoder[…][…,"Properties"]は使用可能な特性を与える.
- 次は,使用可能な名前付きデコーダである.
-
"Boolean" 1と0をTrueとFalseとして復号化する "Characters" 確率ベクトルを文字列として復号化する "Class" 確率配列をクラスラベルとして復号化する "CTCBeamSearch" CTCLossLayerで訓練された確率ベクトル列を復号化する "Function" カスタム関数を使って復号化する "Image" 階数3の配列を2D画像として復号化する "Image3D" 階数4の配列を3D画像として復号化する "SubwordTokens" 確率ベクトルを部分語のトークンの列として復号化する "Tokens" 確率ベクトルをトークン列として復号化する - ネットを構築するときは,"port"->NetDecoder[…]を指定し,NetDecoderオブジェクトをネットの出力ポートに付加することができる."port"->"type"と指定すると指定のタイプのデコーダが作られ,付加される.
- デコーダがネットの出力に付けられると,net[input]はネットの復号化された出力を返す.net[input,None]を指定するとネットの生の出力が得られる.
- NetDecoderはNetTrainが行う訓練には含まれていない.しかし,NetTrainが自動的に損失層を付加することを許され,NetDecoderがネットの出力に付加されるとき,同じタイプのNetEncoderが損失層の"Target"入力のために作られる.
- NetDecoder[NetEncoder[…]]は,可能な場合は既存のエンコーダのパラメータに基づいてデコーダを作る.
例題
すべて開くすべて閉じる特性と関係 (2)
デコーダをネットに付加して,ネットがデータに適用されたときにネットの出力を自動的に復号化することができる:
NetTrainは,ネットが完全には指定されていない場合に自動的にデコーダを付けようとする.クラスデコーダの自動付加:
Wolfram Research (2016), NetDecoder, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/NetDecoder.html (2022年に更新).
テキスト
Wolfram Research (2016), NetDecoder, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/NetDecoder.html (2022年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2016. "NetDecoder." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2022. https://reference.wolfram.com/language/ref/NetDecoder.html.
APA
Wolfram Language. (2016). NetDecoder. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/NetDecoder.html