PacletDisable

PacletDisable[paclet]

インストールしてあるパクレットを無効にする.

詳細

  • パクレットは,以下のいずれの方法で指定してもよい.
  • "name"インストールされたパクレットの名前
    "name""version"インストールされたパクレットの特定のバージョン
    PacletObject[]インストールされたパクレットへの参照
  • PacletDisableは,新たに無効にしたパクレットに対応するPacletObject式のリストを返す.パクレットがすでに無効にされている,あるいは存在しない場合は空リストが返される.
  • パクレットが無効にされるとそのリソースもWolframシステムでは使えなくなる.ただし,.wlファイルのようなリソースが現行セッションで既にロードされている場合は,それを元に戻すことはできない.
  • 無効にされたパクレットは,PacletEnableで有効にするかあるいはそのパクレットのより新しいバージョンをインストールするまで,後のセッションでも無効のままである.
  • paclet が名前だけで指定された場合には,そのパクレットのインストールされている全バージョンが無効になる.名前とバージョン番号,あるいはPacletObject式が与えられた場合には,パクレットのそのバージョンだけが無効になる.
  • デフォルトで,インストールされたパクレットは有効である.
  • PacletObject[]["Enabled"]を使ってパクレットが有効かどうかを確認し,PacletFind[<|"Enabled"False|>]ですべての無効なパクレットを見付けることができる.

例題

  (2)

ExamplePacletがまだインストールされていなければ,Wolframパクレットサーバから入手する:

デフォルトで有効になる:

"ExamplePaclet`"のコンテキストがエキスポートされ,システムがこのコンテキストを見付けられるようになる:

パクレットを無効にする:

パクレットのリソースがシステムには見えなくなる:

パクレットをアンインストールする:

システム上の無効にされたすべてのパクレットを見付ける:

Wolfram Research (2020), PacletDisable, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PacletDisable.html.

テキスト

Wolfram Research (2020), PacletDisable, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PacletDisable.html.

CMS

Wolfram Language. 2020. "PacletDisable." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/PacletDisable.html.

APA

Wolfram Language. (2020). PacletDisable. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/PacletDisable.html

BibTeX

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BibLaTeX

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