PrimePi
PrimePi[x]
x 以下の素数 の数を与える.
詳細とオプション
- PrimePiは素数計数関数としても知られている.
- 記号操作・数値操作の両方に適した数学関数である.
- は x 以下の素数を数える.
- は のとき漸近展開 を持つ.
- 次は,使用可能なオプションである.
-
Method Automatic 使用するメソッド ProgressReporting $ProgressReporting 計算の進捗状況を報告するかどうか - 次は,Methodの可能な設定である.
-
"DelegliseRivat" Deléglise–Rivatアルゴリズムを使う "Legendre" ルジャンドル(Legendre)の公式を使う "Lehmer" レーマー(Lehmer)の公式を使う "LMO" Lagarias–Miller–Odlyzkoのアルゴリズムを使う "Meissel" Meisselの公式を使う "Sieve" エラストテネス(Erastosthenes)の篩を使う
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (10)
オプション (6)
Method (5)
ProgressReporting (1)
アプリケーション (22)
基本的なアプリケーション (7)
近似 (7)
整数論 (8)
双子素数とPrimePiの列をプロットする:
番目のラマヌジャン素数は,すべての について である最小の数 である:
ラマヌジャン素数とPrimePiの数を比べる:
番目の素数までの素数積(階乗に似た,連続する素数の乗算)を計算する:
チェビシェフ(Chebyshev)のシータ関数をプロットする:
素数ベキの数をPrimePiと比較する:
について であるとするHardy–Littlewoodの第2の予想を可視化する:
であるなら は2より大きい連続する素数であり,と の間に少なくとも4つの素数があるとするブロカール(Brocard)の予想をプロットする:
特性と関係 (5)
テキスト
Wolfram Research (1991), PrimePi, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PrimePi.html (2021年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1991. "PrimePi." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/PrimePi.html.
APA
Wolfram Language. (1991). PrimePi. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/PrimePi.html