ToCharacterCode
ToCharacterCode["string"]
文字列の各文字に対応する整数コードのリストを与える.
ToCharacterCode["string","encoding"]
指定されたコード規格に従って,整数コードを与える.
詳細
- ToCharacterCodeは,通常コードと特殊コードの両方を扱う.
- ToCharacterCode["string"]とToCharacterCode["string","Unicode"]は,Wolfram言語で使われる標準内部文字コードを返す.これらはすべてのコンピュータシステムにおいて同じである.
- 普通の米国英語キーボードの文字では,文字コードはASCII標準に従う.
- 一般のヨーロッパ言語では,文字コードはISOラテン‐1標準に従う.
- その他の文字では,文字コードはUnicode標準に従う.
- Wolframシステムは,57344から63743までの間の文字コードを持ったあらゆる追加文字を,プライベートのUnicodeスペースで定義する.
- ToCharacterCode["string"]によって返される文字コードは0と1114111の間である.
- ToCharacterCode["string","encoding"]でサポートされる文字規格は,"Unicode"に加え$CharacterEncodingsの値を含んでいる.
- 特定の文字の文字コードが,与えられた文字規格にない場合には,ToCharacterCodeは文字コードの代りにNoneを返す.
- ToCharacterCode[{"s1","s2",…}]は,それぞれの siに対して整数のリストのリストを与える.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (3)
特性と関係 (6)
ToCharacterCodeは,常にリストを返す:
特定の文字コードが指定された符号化に存在しない場合は,Noneが返される:
FromCharacterCodeはToCharacterCodeの逆関数である:
第2引数として許容される値は$CharacterEncodingsで与えられる:
テキスト
Wolfram Research (1991), ToCharacterCode, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ToCharacterCode.html (2019年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1991. "ToCharacterCode." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2019. https://reference.wolfram.com/language/ref/ToCharacterCode.html.
APA
Wolfram Language. (1991). ToCharacterCode. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ToCharacterCode.html