Tube
Tube[{{x1,y1,z1},{x2,y2,z2},…}]
連続する点を繋ぐ線の周りの3Dの管を表す.
Tube[{pt1,pt2,…},r]
半径 r の管を表す.
Tube[{{pt11,pt12,…},{pt21,…},…},…]
管の集合を表す.
Tube[curve,…]
指定された3D曲線の周りの管を表す.
詳細とオプション
- Tubeは3Dの円筒状の管をGraphics3Dで描画する.
- 管の半径は絶対座標かScaled[s]で指定できる.
- 明示的な半径が指定されていなければ,Tubeは小さいスケールされた半径を使う.
- Tube[{pt1,pt2,…},{r1,r2,…}]は各点 ptiの位置で異なる管の半径を指定する.
- Tube[{pt1,pt2,…},…]は連続する線分からなる管を返す.これはTube[Line[{pt1,…}],…]と等価である.
- 使用できる curve 指定
-
Line[…] 区分的線分 BezierCurve[…] 合成Bezier曲線 BSplineCurve[…] Bスプライン曲線 - デフォルトで,管の切片の接合部は円形である.
- 管の切片の接合部を異なる形にしたければJoinFormで指定することができる.
- デフォルトで,管の末端は円形である.
- 管のキャップを異なる形にしたければCapFormで指定することができる.
- CapForm[None]は管の末端を開いたままにしておくように指定する.
- Tube[curve,…]では,curve はBezierCurve,BSplineCurveあるいはLineの頭部を持つことができる.
- 管の色やその他の材料特性は,Specularity,Glowあるいは色指示子を使って指定することができる.
- 管はOpacity指示子を使って不透明になるように指定することができる.
- 管の個々の座標や座標のリストはDynamicオブジェクトでもよい.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (16)
オプション (1)
VertexColors (1)
VertexColorsを使って管に沿って色を変化させる:
アプリケーション (4)
特性と関係 (6)
Scaleを使って楕円形の管を得る:
Tubeで異なる半径を指定して切り取られた円錐を得る:
ParametricPlot3Dを使って生成した管のパラメータ指定:
ContourPlot3Dで生成された管の陰的な指定:
考えられる問題 (1)
Tubeオプジェクトは機械数の座標しか使えない:
テキスト
Wolfram Research (2008), Tube, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Tube.html (2010年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2008. "Tube." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2010. https://reference.wolfram.com/language/ref/Tube.html.
APA
Wolfram Language. (2008). Tube. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Tube.html