Tuples

Tuples[list,n]

list 中の n 個の要素からなるすべての可能な集合のリストを生成する.

Tuples[{list1,list2,}]

i 番目の要素が listiから来るすべての可能な集合のリストを生成する.

Tuples[list,{n1,n2,}]

list 中の要素の可能なすべての n_(1)n_(2)配列のリストを生成する.

詳細

  • list の要素は個別のものとして扱われるので,長さ k のリストについてのTuples[list,n]は長さ knの出力を返す.
  • Tuples[list,n]Tuples[Table[list,n]]に等しい.
  • Tuples[list,n]中の要素の順番は,list 中の要素の順番に基づいている.このため,Tuples[{a1,,ak},n]{{a_(1),a_(1),...,a_(1)},{a_(1),a_(1),...,a_(2)},...,{a_(k),a_(k),...,a_(k)}}を返す.
  • オブジェクト list が頭部Listを持つ必要はない.Tuplesによって生成された配列の各レベルにおける頭部は list の頭部に等しい.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (3)

可能なすべての01の3タプルで:

最初に与えられた要素が常に最初に拾われる:

各リストから要素を1つ拾うすべての方法:

一般化と拡張  (3)

それぞれの要素の出現が別々に拾われる:

abからなるすべての可能な2×2配列:

どのような頭部にも適用されるタプル:

アプリケーション  (8)

連続する二進法数の各桁の数字:

ABを使った3重文字のすべての可能な組合せ:

初歩セルオートマトンの近傍ルール:

数字列,あるいは代入システムの進化:

点の2D格子:

対になった点を可能なあらゆる方法で繋ぐ:

特性と関係  (4)

Tuples[list,n]Tuples[Table[list,n]]に等しい:

あらゆる可能な数字列:

Outerの結果には余分なサブリストが含まれる:

Subsetsは各要素を最大でも1回しか拾わず,並べ替えも等価なものとして扱う:

考えられる問題  (1)

引数が1つの場合,Tuplesは各サブリストから要素を1つ拾う:

引数が2つだと,Tuplesは各サブリストを完全な要素として扱う:

おもしろい例題  (6)

点の3D格子:

Wolfram Research (2004), Tuples, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Tuples.html.

テキスト

Wolfram Research (2004), Tuples, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Tuples.html.

CMS

Wolfram Language. 2004. "Tuples." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/Tuples.html.

APA

Wolfram Language. (2004). Tuples. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Tuples.html

BibTeX

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BibLaTeX

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