WolframAlpha

WolframAlpha["query"]

Wolfram|Alphaに query を送り出力をインポートする.

WolframAlpha["query",format]

指定のフォーマットで出力をインポートする.

詳細とオプション

  • WolframAlphaの使用にはインターネット接続が必要である.
  • サポートされているフォーマット
  • "FullOutput"Wolfram|Alpha出力の完全にフォーマットされたバージョン
    "Image"Wolfram|Alpha出力の単一の画像
    "WolframParse"クエリに対応するWolfram言語式
    "WolframResult"Wolfram言語による純粋な標準結果(もしあれば)
    "Result"= で生成された形式の結果
    "SpokenResult"読上げ可能形式による結果
    "ShortAnswer"短い人間可読形式による結果
    "URL"クエリのWolfram|Alpha API URL
    "XML"生のXMLデータ
    "WolframForms"出力内のWolfram言語式のリスト(ホールド形式)
    "PodInformation"各ポッドに関するすべての既知情報のリスト
    "PodCells"Wolfram言語セルとして描画されたポッドコンテンツのリスト
    "PodImages"ビットマップで描画されたポッドコンテンツのリスト
    "PodPlaintext"テキスト表示によるポッドコンテンツのリスト
    "PodTitles"使用可能なポッドタイトルのリスト
    "PodIDs"使用可能なポッドIDのリスト
    "PodStates"使用可能なポッドの状態のリスト
    "SessionInfo"結果の計算のためにWolfram|Alphaサーバに送られるセッション値のリスト
    "DataRules"使用可能な公開データのリスト
    "Validate"クエリがWolfram|Alphaで解釈できるかどうか
    {"podid"}指定のポッドの使用可能な特性リスト
    {{"podid",subpodid}}指定のポッドとサブポッドの使用可能な特性リスト
    {"podid","property"}指定ポッドの指定特性の値
    {{"podid",subpodid},"property"}指定ポッドとサブポッドの指定特性の値
  • WolframAlpha[query,{podid,elems}]のポッドIDはWolframAlpha[query,"PodIDs"]が返す任意の文字列でよい.
  • 第2引数がリストのとき,そのリスト中の任意の要素自体がリスト,あるいはマッチするすべての特性が返されなければならないことを示すAllであり得る.
  • WolframAlpha[query]はノートブックフロントエンドではWolframAlpha[query,"FullOutput"]に等しく,その他の場合はWolframAlpha[query,{ All,{"Plaintext","Input"}}]に等しい.
  • 使用可能なオプション
  • AppearanceElements Automatic表示される結果に含まれる要素
    Asynchronous FalseAPIの非同期特性を使うかどうか
    ExcludePods None結果から除外する特定のポッドID
    IncludePods All結果に含める特定のポッドID
    InputAssumptions {}APIの呼出しに含む仮定
    PodStates {}ポッドの状態に関する情報
    PodWidth AutomaticAPIが返すコンテンツの幅パラメータ
    TimeConstraint20APIの呼出しに許容する秒数
  • AppearanceElementsWolframAlpha[string,"FullOutput"]のような構造形式で返される結果のみに影響する.
  • 使用可能なAppearanceElementsには"Warnings""Assumptions""Pods""Sources"がある.
  • Asynchronous->TrueはAPIに"async = true"フラグを設定するが,続いて自動的に非同期コンテンツをImportへの次の呼出しと結合する.
  • Asynchronous->All"async = true"フラグを設定し,任意の非同期コンテンツを未結合のままにする.
  • 第2引数がリストのとき,IncludePodsExcludePodsの設定はどれも無視される.
  • IncludePodsExcludePodsが両方ともポッドIDの非空のリストに設定されているとき,ExcludePodsは無視される.
  • PodWidth->w はAPIの"width"パラメータを w に設定する.
  • PodWidthはAPIのパラメータの"width""maxwidth""plotwidth""infowidth"に対応する数4つまでのリストに設定できる.
  • WolframAlpha[args,TimeConstraint->t]は事実上TimeConstrained[WolframAlpha[args],t]と同じである.
  • TimeConstraint->t は非同期ダウンロードにかかる時間を制限しない.
  • TimeConstraintが値のリストに設定されている場合,第2要素はAPIの"scantimeout",第3要素は"podtimeout",第4要素は"formattimeout"の各設定に使われる.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (6)

Wolfram|Alphaで簡単なクエリの結果を得る:

結果のコンテンツのみをWolframシステムセルとしてフォーマットして得る:

結果を一つの画像として取得する:

結果を文として取得する:

結果をテキスト形式の答として取得する:

ある特定の情報を特定のポッドまたはサブポッドから得る:

スコープ  (1)

"PodIDs"要素を使ってクエリで使えるポッドのリストを得ることができる:

特定のポッドIDを使ってそのポッドにドリルダウンし,どのようなデータが入手できるかを見ることができる:

1つの3Dグラフィックスを含むコンテンツを呼び出す:

オプション  (7)

AppearanceElements  (1)

デフォルトのAppearanceElements設定には"PodMenus"リンクが含まれる:

AppearanceElements設定を変えることで入力使用のリンクの表示を防ぐことができる:

Asynchronous  (1)

デフォルトで,WolframAlpha[query]は同期したクエリを行う:

Asynchronous->TrueにするとAPIの漸近的機能が使われるが,それでもすべてのコンテンツが結合されるまで結果は表示されない:

Asynchronous->Allの設定では,コンテンツによっては表示後に結合されるものもある:

ExcludePods  (1)

特定のポッドIDが結果に含まれないようにする:

"PodIDs"を使ってExcludePodsに渡すことができる適切な値に関するクエリを行う:

IncludePods  (1)

特定のポッドIDが結果に含まれるようにする:

"PodIDs"を使ってIncludePodsに渡すことができる適切な値に関するクエリを行う:

InputAssumptions  (1)

式の値についての仮定を指定する:

PodStates  (1)

デフォルトの戻り値の状態は修正可能のことがある:

一般にPodStatesの設定値は設定されたすべての状態の完全な履歴を含む:

PodWidth  (1)

デフォルトで,WolframAlphaはWebと同じように大きさが調整されたコンテンツを返す:

PodWidthがより幅広のコンテンツを指定している場合,デフォルトの行にはより多くのコンテンツが入れられる:

アプリケーション  (1)

Wolfram|Alphaは株式の終値のような時系列データを日付と値のペアのリストとして返す:

このデータの第2列は実際の価格である:

Wolfram言語の任意の組込み関数を使って任意のデータ解析を行う:

インタラクティブな例題  (2)

Wolfram|Alphaの結果をMenuViewに表示する:

WolframAlphaを何回か呼び出して連続画像を得,結果をアニメーションにする:

Wolfram Research (2010), WolframAlpha, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/WolframAlpha.html (2017年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2010), WolframAlpha, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/WolframAlpha.html (2017年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2010. "WolframAlpha." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2017. https://reference.wolfram.com/language/ref/WolframAlpha.html.

APA

Wolfram Language. (2010). WolframAlpha. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/WolframAlpha.html

BibTeX

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BibLaTeX

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