MLOpenArgv (C 関数)

バージョン6.0から,MLOpenArgv()MLOpenArgcArgvにとって代わられた.

MLINK MLOpenArgv(MLENV env,char **argv0,char **argv1,long *errno)

argv 配列から変数を取って,MathLink接続を開く.

詳細

  • MLOpenArgv()を呼び出す前に,MLInitialize()を呼び出さなければならない.
  • MLOpenArgv()は,argv0 から始まってargv1 のすぐ前まで行く連続した場所で次のものを探す:
  • "-linkconnect"既存のリンクに接続する (LinkConnect)
    "-linkcreate"リンクを作成する (LinkCreate)
    "-linklaunch"子プロセスを起動する (LinkLaunch)
    "-linkname","name"リンクを開く際に使う名前
    "-linkprotocol","protocol"使用するリンクプロトコル ()
  • MLOpenArgv()は引数名の大文字,小文字を区別しない.
  • MLOpenArgv()は認識できない引数名を無視する.
  • MLOpenArgv()は,mprepmccで作成されたMLMain()関数によって自動的に呼び出される.
  • メインプログラムmain(intargc, char *argv[])では,一般的な使用法はである.
  • 明示的なargc 引数を避けることによって, MLOpenArgv()intのサイズに依存することなく作動することができる.
  • コンピュータシステムによっては, argv0argv1 に0を与えることによって,通常ダイアログボックスを通して,引数が対話形式で要求されることもある.