GeometricScene

平面幾何学の有名な構成および定理の記号表現.

Entity["GeometricScene",name]または

タイプ"GeometricScene"の実体を表す.

[prop]

指定された特性の値を与える.

[{propi,}]

特性のリストの値を与える.

EntityClass["GeometricScene",{propispeci,}]

speci で定義された propi の値を持つ実体のクラスを表す.

実体のサンプル

特性

  • AlternateNamesalternate names
    AlternateScenesalternate scenes
    AlternateStatementsalternate statements
    EntityClassesentity classes
    EntityTypeListentity type list
    EponymousPeopleeponymous people
    FormulationDatesformulation dates
    FormulationSourcesformulation sources
    Formulatorsformulators
    GreekStatementstatement in Greek
    HeathsStatementHeath's translation of Greek statement
    MathWorldrelated MathWorld terms
    Namename
    ProofDatesproof dates
    ProofSourcesproof sources
    Proversprovers
    RelatedDemonstrationsrelated Wolfram Demonstrations
    RelatedScenesrelated geometric scenes
    Scenescene
    Statementstatement

詳細

  • "GeometricScene"実体には,2Dユークリッド幾何学の構成および定理が含まれる.
  • ["Scene"]は,シーンを表すGeometricSceneオブジェクトを返す.
  • "GeometricScene"実体クラスには,シーンの論理的構造を説明するクラス("Constructions""Theorems"等),シーンの重要な幾何学的オブジェクトを説明するクラス("Lines""Circles"等),特定のソースからのシーンのクラス("EuclidsElements""MathWorld"等)が含まれる.
  • 特性の中には,"GeometricScene"実体タイプ全体について使え,EntityValue["GeometricScene",property]の形式を使って得られるものもある.そのような特性には以下が含まれる.
  • "Properties"使用できる特性のリスト
    "PropertyCanonicalNames"使用できる特性の標準名
    "SampleEntities"使用できる実体のサンプルリスト(通常の長さは10)
    "EntityCount"使用できる実体の数
    "Entities"使用できる実体のリスト
    "EntityCanonicalNames"使用できる実体の標準名
    "EntityClasses"使用できる実体クラスのリスト
    "EntityClassCanonicalNames"使用できる実体クラスの標準名
    "PropertyCount"使用できる特性の数
  • 特性または特性のリストに対して,EntityValue["GeometricScene",property,annotation]の第3引数として以下の注釈が使える.
  • "Association"第1レベルに実体キー,第2レベルに特性キーを持つネストした連想
    "Dataset"指定の実体がキー,値が特性名と実体特性値の連想であるデータ集合
    "EntityAssociation"実体と実体特性値の連想
    "NonMissingEntityAssociation"欠測値を省略した,特性と実体特性値の連想
  • 特性のリストに対して,EntityValue["GeometricScene",properties,annotation]の第3引数として以下の注釈が使える.
  • "EntityPropertyAssociation"指定の実体がキー,値が特性と実体特性値のネストした連想である連想
    "NonMissingPropertyAssociation"欠測値を省略した,実体と実体特性値の連想
    "PropertyAssociation"特性と実体特性値の連想
    "PropertyEntityAssociation"指定の特性がキー,値が実体と実体特性値のネストした連想である連想
  • EntityValue[property,annotation]の第2引数として以下の注釈が使える.
  • "Description"特性についての短いテキストでの説明

例題

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  (4)

実体を調べる際には,を使う:

ある実体について,もとになるGeometricSceneを得る:

そのシーンのインタラクティブなインスタンスを表示する:

インタラクティブな構造を表示する:

レオンハルト・オイラー(Leonhard Euler)の名に由来する幾何学的シーンを求める:

他の実体タイプとの関係  (3)

の特性は,"Person"実体を返す:

特性

は,"MathWorld"実体を返す.その場合,名前は同じであることが多い:

特性

は,"WolframDemonstration"実体を返す:

インタラクティブな例題  (1)

Wolfram Demonstrations Projectから関連するデモンストレーションのリストを得る:

インタラクティブなデモンストレーションを得る: