7z (.7z)
予備知識
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- 登録MIMEタイプ:application/x-7z-compressed
- データ圧縮・アーカイブ形式.
- 保存領域と転送時間の削減のために使用される.
- バイナリ形式.
- 複数のファイルを含むことができる.
- さまざまな圧縮形式をサポートする.
- Igor Pavlovによって1999年に公開された.
Import
- 7zアーカイブからファイルをインポートする際,各形式の特定のコンバータが使用される.
- Import["file.7z"]は{"fn1", "fn2",…}という形式の式を返し,"file.7z"にあるすべてのファイルの完全パス指定を与える.
- Import["file.7z",elem]は7zファイルから指定の要素をインポートする.
- Import["file.7z","fn"]はアーカイブから"fn"を抽出し,それをインポートする.
- Import["file.7z",{elem,suba,subb,…}]はサブ要素をインポートする.
- Import["file.7z",{{elem1,elem2,…}}]は複数の要素をインポートする.
- Import["file","7z"]またはImport["file",{"7z",elem,…}]は任意のファイルを7zアーカイブとしてインポートする.
- 一般的な全情報は以下の関数のページを参照のこと:
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Import ファイルをインポートする CloudImport クラウドオブジェクトをインポートする ImportString 文字列をインポートする ImportByteArray バイト配列をインポートする
Import要素
- 一般的なImport要素:
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"Elements" ファイル中の有効な要素とオプションのリスト "Summary" ファイルの概要 "Rules" 使用可能なすべての要素の規則のリスト - 7zアーカイブのそれぞれのファイルを選択したり指定したりするのに以下が使用できる:
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"FileNames" 7zアーカイブの内容を表すファイル名のリスト "filename" 単一のファイル "filename","format" 指定の形式であるとする単一のファイル "filename","format",elem 指定のファイルの要素 elem - Importは7z形式に対してデフォルトで"FileNames"要素を使用する.
- Import["file.7z","fn"]はファイル"fn"を抽出してインポートする.
- ファイル名は相対ディレクトリまたは絶対ディレクトリによる指定,およびStringMatchQでサポートされる短縮文字列パターンを含むことができる.
- Import["file.7z","*"]はアーカイブ全体をインポートする.
- Import["file.7z","dir/*.jpg"]はサブディレクトリ dir からすべてのJPEGファイルをインポートする.