BSON (.bson)

予備知識

    • JSONタイプのバイナリシリアライゼーション.
    • スキーマレス形式.
    • キーと値の順序対でドキュメントを表す.
    • MongoDBにデータを保存するために使用される形式.
    • BSONは http://bsonspec.org で指定される.

ImportとExport

  • Import["file.bson"]はBSONファイルを連想としてインポートする.
  • ImportString["string","BSON"]はBSONのバイト文字列をインポートする.
  • Export["file",assoc,"BSON"]は連想をBSONファイルにエキスポートする.
  • ExportString[assoc,"BSON"]はBSONのバイト文字列にエキスポートする.
  • "BSON"形式はBSONドキュメントとWolfram言語の連想を同一のものとみなす.
  • MongoDBデータベースはデータをBSONドキュメントとして保存する.
  • BSONドキュメントはキーと値のペアのリストである.連想のキーは文字列でなくてはならず,値は以下のタイプのいずれかでなければならない:
  • BSONObjectIDオブジェクトID
    Associationオブジェクト
    BSONDecimal128高精度数
    ByteArrayバイナリデータ
    DateObject日付
    Infinity最大キー
    Integer64ビット整数
    List配列
    Minus[Infinity]最小キー
    NullNull
    Real倍精度
    String文字列
    True,Falseブール
  • 一般的な情報は,以下の関数ページを参照のこと.
  • Import, Exportファイルからインポートする,あるいはファイルへエキスポートする
    CloudImport, CloudExportクラウドオブジェクトからインポートする,あるいはクラウドオブジェクトへエキスポートする
    ImportString, ExportString文字列からインポートする,あるいは文字列へエキスポートする
    ImportByteArray, ExportByteArrayバイト配列からインポートする,あるいはバイト配列へエキスポートする

Import要素

  • 一般的なImport要素:
  • "Elements" ファイル中の有効な要素とオプションのリスト
    "Summary"ファイルの概要
    "Rules"使用可能なすべての要素の規則のリスト

例題

  (2)

連想をBSONドキュメントとしてエキスポートする:

結果のバイト文字列を式としてインポートする:

DateObjectはBSON形式でサポートされている:

式をインポートする: