ICC (.icc,.icm)

予備知識

    • ICCカラープロファイル形式.
    • 色管理モジュールによって色データの変換に使われる.
    • バイナリファイル形式.
    • 色対応表,行列,曲線,メタ情報を保管する.
    • ラスタ画像を含むファイル形式の中に埋め込むことができる.
    • インターナショナルカラーコンソーシアムにより開発された.

Import

  • Import["file.icc"]はICCファイルをColorProfileDataオブジェクトとしてインポートする.
  • Import["file.icc",elem]はICCファイルから指定の要素をインポートする.
  • インポート形式はImport["file","ICC"]またはImport["file",{"ICC",elem,}]で指定できる.
  • 一般的な情報は,以下の関数ページを参照のこと.
  • Importファイルからインポートする
    CloudImportクラウドオブジェクトからインポートする
    ImportString文字列からファイルからインポートする
    ImportByteArrayバイト配列からインポートする

Import要素

  • 一般的なImport 要素:
  • "Elements" ファイル中の有効な要素とオプションのリスト
    "Summary"ファイルの概要
    "Rules"使用可能なすべての要素の規則のリスト
  • データ表現要素:
  • "ColorProfileData"ColorProfileDataオブジェクトとして与えられるカラープロファイル
  • デフォルトではImport"ColorProfileData"要素を使用する.

例題

  (2)

カラープロファイルをインポートする:

カラープロファイルをインポートし,それを使って画像をデバイス依存の色空間に変換する: