Python用のWolframクライアントライブラリを使って,Wolfram Cloudで認証されたセッションを開始する.

Wolframノートブックを使う

Python用にWolframクライアントライブラリがインストールされていることを確かめる

ターミナルウィンドウを開き,「pip show wolframclient」と入力してライブラリがインストールされているかどうかをチェックする:

> pip show wolframclient
Name: wolframclient
Version: 1.1.3
Summary: A Python library with various tools to interact with the Wolfram Language and the Wolfram Cloud.
Home-page: https://www.wolfram.com/
Author: Wolfram Research
Author-email: support@wolfram.com
License: MIT
Location: \Users\person\appdata\local\programs\python\python36\lib\site-packages
Requires: pip, numpy, pytz, requests, aiohttp, oauthlib, pyzmq
Required-by: wolframwebengine

安全な認証キーを生成する

Wolfram言語でGenerateSecuredAuthenticationKeyを使ってWolfram Cloudセッションに接続するための一意的なキーを作成する.その場合に,まずWolfram Cloudに接続するように指示されることもある:

出力はキーオブジェクトである:

このオブジェクトを使って,利用者の認証情報を文字列として得る:

以下のWolframクライアントライブラリクラスをインポートする

ノートブック内のPythonセルを で初期化する:

のモジュールをインポートする:

from wolframclient.evaluation import WolframCloudSession, SecuredAuthenticationKey
  • WolframCloudSessionは,Wolfram Cloudとインタラクトするための主となるモジュールである.
  • WolframCloudSessionは,通常Wolfram Public Cloudに接続する.
  • SecuredAuthenticationKeyは,利用者のキーと認証の際に使われた秘密を保存するモジュールである.

認証されたセッションを開始する

以前に生成された利用者の認証情報をコピーし,関連するPython関数にペーストする:

key = SecuredAuthenticationKey( 'T2ghIEhpISDinIw=', 'VGhhdCdzIE1ZIHNlY3JldCE=')

Wolfram Public Cloudを対象とするデフォルトの設定を使って,クラウドセッションを初期化する:

session = WolframCloudSession(credentials=key) session.start()

Wolfram Cloudを使う認証が得られたことを確かめる:

session.authorized()

Wolfram言語の評価をクラウド内で実行し,結果をPythonに返す:

session.evaluate('ImageIdentify[ First[ WebImageSearch["bird","Images",1] ] ]')

Jupyterのノートブックを使う

Python用にWolframクライアントライブラリがインストールされていることを確かめる

ターミナルウィンドウを開き,「pip show wolframclient」と入力してライブラリがインストールされているかどうかをチェックする:

> pip show wolframclient
Name: wolframclient
Version: 1.1.3
Summary: A Python library with various tools to interact with the Wolfram Language and the Wolfram Cloud.
Home-page: https://www.wolfram.com/
Author: Wolfram Research
Author-email: support@wolfram.com
License: MIT
Location: \Users\person\appdata\local\programs\python\python36\lib\site-packages
Requires: pip, numpy, pytz, requests, aiohttp, oauthlib, pyzmq
Required-by: wolframwebengine

安全な認証キーを生成する

Wolfram言語でGenerateSecuredAuthenticationKeyを使ってWolfram Cloudセッションに接続するための一意的なキーを作成する.その場合に,まずWolfram Cloudに接続するように指示されることもある:

出力はキーオブジェクトである:

このオブジェクトを使って,利用者の認証情報を文字列として得る:

以下のWolframクライアントライブラリクラスをインポートする

のモジュールをインポートする:

  • WolframCloudSessionは,Wolfram Cloudとインタラクトするための主となるモジュールである.
  • WolframCloudSessionは,通常Wolfram Public Cloudに接続する.
  • SecuredAuthenticationKeyは,利用者のキーと認証の際に使われた秘密を保存するモジュールである.

認証されたセッションを開始する

以前に生成された利用者の認証情報をコピーし,関連するPython関数にペーストする:

Wolfram Public Cloudを対象とするデフォルトの設定を使って,クラウドセッションを初期化する:

Wolfram Cloudを使う認証が得られたことを確かめる:

Wolfram言語の評価をクラウド内で実行し,結果をPythonに返す:

注釈

インストールの手順は,Python用Wolframクライアントライブラリをインストールするに記載されている.
ExternalEvaluateフレームワークが,コンピュータ上の正しいPythonの配布を特定することを確かめなければならない.詳細はExternalEvaluate用にPythonを設定するを参照のこと.