出力なしでノートブックを保存することによって,ファイルサイズを小さくしたり,機密の出力データを削除したりする.
オプションインスペクタを使う
複数回に渡って全出力セルを削除したい場合にこのメソッドを使う.これは,一旦ノートブックウィンドウが閉じられると自動的に行われるメソッドである.
ノートブックを開く
入力セルと出力セルが両方含まれるノートブックを開く:
オプションインスペクタを開く
オプションインスペクタには,メニューから「書式」 ▶ 「オプションインスペクタ...」を選ぶか,キーボードショートカット を使うかしてアクセスする:
「選択範囲」ドロップダウンメニューで,「選択されているノートブック」を選択する:
- 正しいノートブックに対してオプションインスペクタが設定されているかどうかを確認する必要がある.「選択範囲」のドロップダウンメニューから特定のノートブックを選ぶことも,オプションを大域的に編集することもできる.
NotebookEventActionsを編集する
「ノートブック設定」 ▶ 「評価設定」でNotebookEventActionsを見付ける:
FrontEndTokenとFrontEndExecuteを使って,全出力を削除し,NotebookEventActionsの行にそれを加える:
ノートブックを保存して閉じる
ノートブックを保存してから,ウィンドウを閉じる:
プログラムで行う
複数回に渡って全出力セルを削除したい場合にこのメソッドを使う.これは,一旦ノートブックウィンドウが閉じられると自動的に行われるメソッドである.
ノートブックを開く
入力セルと出力セルが両方含まれるノートブックを開く:
出力セルをすべて削除する
SetOptionsを使って,FrontEndTokenExecuteでノートブックの全出力を削除するように,ノートブックのNotebookEventActionsを編集する:
ノートブックを保存して閉じる
ノートブックを保存してから,ウィンドウを閉じる: