属性
Wolfram言語のシンボルはすべてさまざまな型の値と,シンボルの動作全体を定義する,個々に設定可能な種々の属性の両方を持つことができる.
Attributes — シンボルの属性を求める
SetAttributes,ClearAttributes — 属性を設定,クリアする
関数の属性
Listable — 引数に現れるリストに自動的に縫い込む
Flat — f[f[a],b]がf[a,b]等と等価であるようにする(結合性)
Orderless — f[b,a]がf[a,b]等と等価であるようにする(交換性)
OneIdentity — f[a]がa 等と等価であるように扱う(冪等性)
関数の引数の評価
HoldFirst ▪ HoldRest ▪ HoldAll ▪ HoldAllComplete ▪ SequenceHold
数値関連の属性
NumericFunction — 数値関数として扱う
NHoldFirst ▪ NHoldRest ▪ NHoldAll
Constant — 微分等において定数として扱う
シンボル空間
Stub — DeclarePackage等によって作成された外枠
保護
Protected — 再定義から防護する
ReadProtected ▪ Protect ▪ Unprotect
Locked — すべての属性をロックする(設定可能であるがクリア可能ではない)
Function — 場合によっては属性を伴う純関数