AudioRecord
新たなAudioStreamオブジェクトを返し,デフォルトの入力音声デバイスからの録音を開始する.
AudioRecord[inputdev]
入力音声デバイス inputdev から録音する.
AudioRecord[astream]
入力デバイスに接続されたAudioStreamオブジェクト astream の録音を開始する.
詳細とオプション
- AudioRecordは,入力音声デバイスからのプログラムを使った音声キャプチャに使うことができる.
- inputdev は$AudioInputDevicesで使用可能な任意のデバイスでよい.
- 複数のストリームを同じデバイスに接続しても,同時に1つのストリームしか録音できない.
- AudioPauseまたはAudioStopを使って,録音を一時停止したり中止したりできる.
- Audio[astream]は,astream で使用可能な取り込んだ全データを含むAudioオブジェクトを返す.
- 次は,使用可能なオプションである.
-
GeneratedAssetFormat Automatic 結果の形式 GeneratedAssetLocation $GeneratedAssetLocation 結果の場所 MaxDuration ∞ 録音の最大継続時間 - AudioRecordはストリームが一時停止または中止されるまで録音する.MaxDuration->dur を使って特定の継続時間 dur 録音する.
- デフォルトで,録音された音声は$WolframDocumentsDirectoryの"Audio"ディレクトリに置かれる.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (3)
オプション (2)
MaxDuration (1)
MaxDurationを使って録音の最長継続時間を設定する:
GeneratedAssetLocation (1)
GeneratedAssetLocationオプションを使って録音の保存場所を制御する:
特性と関係 (1)
AudioCaptureとは異なり,AudioRecordはカーネルをブロックしない:
テキスト
Wolfram Research (2018), AudioRecord, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AudioRecord.html (2021年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2018. "AudioRecord." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/AudioRecord.html.
APA
Wolfram Language. (2018). AudioRecord. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/AudioRecord.html