GenerateDocument
GenerateDocument[nb]
ノートブック nb 内のテンプレート要素のすべてを評価して,ドキュメントを生成する.
GenerateDocument[nb,args]
args を使ってテンプレートスロットを埋め,ドキュメントを生成する.
GenerateDocument[nb,output]
output で表される出力ファイルに生成されたドキュメントを書き込む.
GenerateDocument[nb,args,output]
args を使ってスロットを埋め,その結果を output に入れる.
詳細
- nb は,以下の任意の形のノートブックでよい.
-
"file" または File["file"] 明示的なファイル名 CloudObject[…] クラウドオブジェクト LocalObject[…] ローカルオブジェクト NotebookObject[…] NotebookObject Notebook Notebook式 - GenerateDocument[nb]およびGenerateDocument[nb,args]はノートブックオブジェクトを返す.
- GenerateDocument内の output は以下のいずれでもよい.
-
"file" または File["file"] 明示的なファイル名 "!prog" データをパイプにエキスポートする CloudObject[…] クラウドオブジェクト LocalObject[…] ローカルオブジェクト - GenerateDocumentは一般にテンプレートノートブックで使うことができ,そのノートブックは通常インタラクティブに作成することができる.
- ノートブック nb にテンプレート要素が含まれない場合には,GenerateDocumentは事実上NotebookEvaluateのように作動する.
- ノートブック nb にテンプレート要素が含まれる場合には,GenerateDocumentは,args からテンプレートスロットを埋める.
- 位置のテンプレートスロット i は,args の i 番目の位置から埋められる.
- 名前付きのテンプレートスロット"name"は,args の最初の位置に現れる,連想中のキー"name"を持つ要素から埋められる.
- GenerateDocumentで使用するのに適した空白のテンプレートノートブックは,CreateNotebook["Template"]を使ってフロントエンドで開くことができる.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (1)
一般化と拡張 (5)
生成されたドキュメントは,インタラクティブな要素を含め,ノートブックが含むであろういかなるものも含むことがある:
GenerateDocumentは,クラウドオブジェクトから入力テンプレートを取ることができる:
GenerateDocumentは,クラウドオブジェクトとして配備される出力キュメントが生成できる:
PermissionsとMetaInformationでクラウドオブジェクトとしてドキュメントを生成する:
テキスト
Wolfram Research (2014), GenerateDocument, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/GenerateDocument.html (2020年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2014. "GenerateDocument." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2020. https://reference.wolfram.com/language/ref/GenerateDocument.html.
APA
Wolfram Language. (2014). GenerateDocument. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/GenerateDocument.html