NetArrayLayer
入力を持たず,出力として定配列を生成する層を表す.
NetArrayLayer[opts]
配列の初期値あるいは出力サイズについてのオプションを含む.
詳細とオプション
- NetArrayLayerは,一般にNetGraphの中で使われ,学習済みの配列を他の配列の通常の入力として使えるようにする.NetArrayLayerがないと,すべての配列の入力が究極的にネット全体の入力から派生しなければならないことになる.
- NetArrayLayerにソートされた配列は訓練中に学習される.
- NetArrayLayer中でソートされた定配列はNetArrayLayerの出力と同じ次元である.
- NetArrayLayer["Array"->array]を使って定配列の明示的な値を与えることができる.
- 定配列は,明示的に指定されていないあるいはAutomaticとして与えられている場合は,NetInitializeあるいはNetTrainが使われたときに自動的に加えられる.
- NetArrayLayer["Output"->{d1,d2,…}]を使って層の出力サイズを固定することができる.こうすると定配列のサイズも固定される.
- 次の訓練パラメータも含めることができる.
-
LearningRateMultipliers Automatic 配列の学習率乗数 - NetArrayLayer[…][]は定配列を返す.
- 定配列は初期化されたNetArrayLayerからNetExtract[layer,"Array"]を使って得ることもできる.
- Options[NetArrayLayer]は,層を構築する際のデフォルトオプションのリストを与える.Options[NetArrayLayer[…]]はデータについて層を評価する際のデフォルトオプションのリストを与える.
- Information[NetArrayLayer[…]]は層についての報告を返す.
- Information[NetArrayLayer[…],prop]はNetArrayLayer[…]の特性 prop の値を与える.使用可能な特性はNetGraphのものと同じである.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (2)
スコープ (1)
考えられる問題 (1)
NetArrayLayerには記号配列は使えない:
Wolfram Research (2020), NetArrayLayer, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/NetArrayLayer.html.
テキスト
Wolfram Research (2020), NetArrayLayer, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/NetArrayLayer.html.
CMS
Wolfram Language. 2020. "NetArrayLayer." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/NetArrayLayer.html.
APA
Wolfram Language. (2020). NetArrayLayer. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/NetArrayLayer.html