ReadLine
ReadLine["file"]
テキスト行をファイルから読み,これを文字列として返す.
ReadLine[stream]
ストリームから1行のテキストを読み取り,それを文字列として返す.
ReadLine[proc]
外部プロセスによって生成された1行のテキストを読み取り,それを文字列として返す.
詳細とオプション
- ReadLineは,"\n"あるいは"\r\n"で示される新規行に出会うまで読取りを行う.
- ReadLine[File["file"],…]もまたサポートされている.
- ReadLine["file",…]とReadSLine[File["file",…]は,"file"がまだ開かれていない場合は読みためにこれを開く.Closeを呼び出して閉じるまで,ファイルは開いたままになる.
- ReadLine["file",…]とReadLine[File["file"],…]は,OpenReadをBinaryFormatTrueで使って"file"を開く.
- ReadLineは,デフォルトで完全な1行のテキストを読み取るまでは結果を返さないブロッキング関数である.
- オプション設定TimeConstraint->t を使うと,ReadLineは最高で t 秒間待ってから,それまでに読み取ったものが何であれそれを返す.
- ReadLineがすでに使い尽くされた内容のソースに対して呼出しを行った場合には,EndOfFileが返される.
- ReadLine[src]は,ReadString[src,"\n" "\r\n"]に等しい.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (3)
スコープ (1)
Fileオブジェクトの第1行を読む:
Wolfram Research (2014), ReadLine, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ReadLine.html (2016年に更新).
テキスト
Wolfram Research (2014), ReadLine, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ReadLine.html (2016年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2014. "ReadLine." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2016. https://reference.wolfram.com/language/ref/ReadLine.html.
APA
Wolfram Language. (2014). ReadLine. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ReadLine.html