TakeLargest

TakeLargest[data,n]

data 中の最大のものから n 番目までの要素を,降順に並べて与える.

TakeLargest[dataprop,n]

data 中の最大のものから n 番目までの要素の特性 prop を与える.

TakeLargest[data,n,p]

並替えに順序付け関数 p を使う.

TakeLargest[n]

式に適用可能なTakeLargestの演算子形を表す.

詳細とオプション

例題

すべて開くすべて閉じる

  (4)

リスト中の大きい方から2つ目までの数を取る:

TakeLargestの演算子形を使って同じことを行う:

Quantityオブジェクトのリストから最大の数量を3つ目まで得る:

数量は複数の単位で表すことができる:

DateObject構造のリスト中の,最新の2つの日付を得る:

連想中の大きいものから3つの値を取り出す:

スコープ  (9)

最大の数を4つ(それより少ない場合はできるだけたくさん)取る:

数量はQuantityArrayとして与えることができる:

デフォルトで,Missing[]およびいくつかの他の記号式は結果から除外される:

リスト中の最も大きい2つの要素を得る:

リスト中の最も大きい2つの要素の位置を得る:

リスト中の最も大きい2つの要素をその位置とともに得る:

リスト中の最も大きい2つの要素を,その位置を最初に置いて求める:

リスト中の最も大きい2つの要素の,要素と位置を含む連想を得る:

TabularColumnオブジェクト内の最大要素を3つ求める:

Tabularオブジェクトの第1列に最大要素がある行を4行取得する:

第1列の値が等しい場合は第2列の値を比較する:

数式または無限大のリストを取る:

デフォルトで,TakeLargestNumericalOrderを使って要素をソートする:

代りに正規順序(Order)を使う:

整数のリストのリストを取る:

以下は数値要素ではないので,デフォルトで,正規順序を使ってソートされる:

代りに,それぞれの最初の要素でリストをソートする辞書式順序を使う:

複素数のリストを取る:

TakeLargestは,逆NumericalOrderに従って,実部の降順で数を選択する:

オプション  (2)

ExcludedForms  (2)

デフォルトで,Missing[]およびその他のいくつかの記号式は結果から除外される:

除外されるべき要素を指定する:

デフォルトで,TakeLargestは最大要素を求める際にすべての要素を考慮する:

特定の要素を除外する:

与えられたパターンにマッチする要素を除外する:

アプリケーション  (6)

半径が大きいものから3つの惑星を取得する:

ジェームス・ボンドの映画で公開日が新しいものから順に5つを取得する:

住人の平均寿命が最も長い南米の国を求める:

遺伝子のヌクレオチドのリストの中で相対頻度が最も高いコドン(連続する3個のヌクレオチドの集合)を求める:

沸点と密度が最も高い希ガスを求める:

化学元素の中で最も密度が高いものを5つ求める:

特性と関係  (6)

TakeLargest[list,n,p]は,事実上,Take[ReverseSort[list,p],n]に等しい:

TakeLargestは,デフォルトの順序付け関数 p としてNumericalOrderを使う:

正規順序を使うと異なる結果が与えられる:

数値入力の場合,TakeLargestの結果は数値比較によって決定される:

非数値要素の比較には,事実上,正規順序が使われる:

Orderは,SortReverseSortのデフォルトの順序付け関数である:

TakeLargest[data,]は,入力 data の第1レベルに作用する:

入力が複数レベルの場合でも,ソートされて抽出されるのは第1レベルのものである:

TakeLargestは,Maxとは異なり,より深いレベルの値は返さない:

異なる数式が同じ値を持つときは,もとの順序が保持される:

TakeLargest[list,n,p]は,事実上,MaximalBy[list,Identity,n,p]に等しい:

今年の日付が5日分入ったリストを取る:

TakeLargestを使って日付の内から新しいものを2つ取得する:

RankedMaxを使って2番目に新しい日付を取得する:

考えられる問題  (2)

要求された数よりも少ない要素しかない場合は,TakeLargestは評価されない:

UpToを使って可能な限り多くの要素を取得する:

要素が比較できない場合は,TakeLargestは評価されない:

Wolfram Research (2015), TakeLargest, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/TakeLargest.html (2025年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2015), TakeLargest, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/TakeLargest.html (2025年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2015. "TakeLargest." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2025. https://reference.wolfram.com/language/ref/TakeLargest.html.

APA

Wolfram Language. (2015). TakeLargest. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/TakeLargest.html

BibTeX

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BibLaTeX

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