TreeElementLabel
Treeおよび関連関数のオプションで,部分木の要素に使うラベルを指定する.
詳細
- TreeElementLabelを使うと,木の根のノードのラベルおよびパターンにマッチする任意の部分木のラベルが指定できる.
- 次は,使用可能なオプション設定である.
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Automatic ノードのデータをラベルとして使う None ラベルは使わない lbl 根ノードに lbl というラベルを付ける Alllbl すべてのノードにlbl というラベルを付ける TreeCases[pattern]lbl pattern にマッチするデータのノードに lbl というラベルを付ける {pos1lbl1,pos2lbl2,…} 位置 posiにあるノードに lbliというラベルを付ける {patt1lbl1,patt2lbl2,…} pattiにマッチする位置にあるノードに lbliというラベルを付ける - ラベルには任意の式を使うことができる.
- Placed[lbl,p]を使って部分木の要素ボックスと相対的な位置にラベルを置くことができる.
- Placedで次の位置指定 p を使って部分木の要素ラベルを置くことができる.
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Tooltip, StatusArea マウスオーバーの際にツールチップとしてあるいはステータスエリアに表示する Center 部分木要素の中心にラベルを置く Before,After,Below,Above 外側の前位置や後ろ位置等にラベルを置く Left,Right,Bottom,Top 内側の左や右等にラベルを置く {Before,Below},{After,Below},… 外側コーナーの前や下等にラベルを置く {Left,Bottom},{Right,Bottom},… 内側コーナーの左や下等にラベルを置く {{vx,vy},{lx,ly}} 頂点のスケールされた位置{vx,vy}のラベルの中のスケールされた位置{lx,ly} - 部分木の要素ラベル指定は,事実上,TreeElementLabel,TreeElementLabelFunction,TreeElementLabelStyleの順に適用され,後の指定が前の指定をオーバーライドする.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (11)
ラベルの置き方 (10)
Placedを記号位置と一緒に使って外側位置を含むラベルの置き方を制御する:
すべてのラベルを部分木の要素の右上コーナーに置いてラベル内の座標を変える:
Placedを使って複数のラベルを置く:
Placedの第2引数を使ってTooltipを含むフォーマットを制御する:
あるいはStatusArea:
Wolfram Research (2021), TreeElementLabel, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/TreeElementLabel.html (2022年に更新).
テキスト
Wolfram Research (2021), TreeElementLabel, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/TreeElementLabel.html (2022年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2021. "TreeElementLabel." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2022. https://reference.wolfram.com/language/ref/TreeElementLabel.html.
APA
Wolfram Language. (2021). TreeElementLabel. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/TreeElementLabel.html