XYZColor
XYZColor[x,y,z]
XYZ色空間の三刺激値 x,y,z を持つ色を表す.
XYZColor[x,y,z,a]
不透明度 a を指定する.
XYZColor["string"]
HTMLの色の名前等から色を返す.
XYZColor[color]
color のXYZ表現を返す.
詳細
- XYZColorは,パワースペクトルへの標準反応によって定義される色空間である.これは,初の標準数量化色空間で,色の客観的な比較を可能にする.
- XYZColorは,デバイス非依存で,CIE 1931 色空間に相当する.
- ColorConvertを使って,XYZColorを他の色空間に変換することができる.
- 以下は,パラメータの定義である.
-
x 色,緑と赤の組合せ y おおよその輝度 z 色,おおよそ青 - 関数 ,,はCIE標準の人間観察等色関数,はスペクトルパワー分布, はナノメートル単位の波長である.
- XYZColorでは,x,y,z に任意の非負の実数を使うことができる.負の値は切り取られる.
- RGBColorは,x が0から0.97まで,y が0から1まで,z が0から0.83までにおよそ相当する.
- 不透明度が指定されていなければ,XYZColor[x,y,z]はXYZColor[x,y,z,1]に等しい.
- XYZColor[x,y,z,a]は{XYZColor[x,y,z],Opacity[a]}に等しい.
- 代替形式のXYZColor[{x,y,z}]およびXYZColor[{x,y,z,a}]も使うことができる. »
- {XYZColor[…], p1, …}は,グラフィックス指示子 piが指定された色で表示されるべきことを示している.
- 色には次のラッパーを使うことができる.
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ColorsNear[color,…] color の周囲の領域を指定する Directive[…,color,…] 色を他の指示子との組合せで指定する » Glow[XYZColor[…]] 色を照明とは無関係に指定する » Opacity[a,color] 不透明度 a の色を指定する Style[expr,XYZColor[…]] expr を指定の色で表示する » - 三次元曲面の場合は,明示的なXYZColor指示子が曲面の色を指定する.最終的な陰影は,照明と鏡面性および輝きの影響に依存する. »
例題
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Wolfram Research (2014), XYZColor, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/XYZColor.html (2021年に更新).
テキスト
Wolfram Research (2014), XYZColor, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/XYZColor.html (2021年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2014. "XYZColor." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/XYZColor.html.
APA
Wolfram Language. (2014). XYZColor. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/XYZColor.html