BlockchainTransactionSign (for ARK)
BlockchainTransactionSign[obj,key]
指定された秘密鍵を使ってARKブロックチェーントランザクションに署名する.
BlockchainTransactionSign[obj,{key1,key2}]
第1秘密鍵と第2秘密鍵を使ってトランザクションにデジタル署名する.
BlockchainTransactionSign[obj,{assoc1,assoc2,…}]
多重署名アドレスに関連付けられたトランザクションにデジタル署名する.
詳細
- 指定された秘密鍵を使ってARKブロックチェーントランザクションにデジタル署名をする.アドレスに関連付けられた第2公開鍵がある場合は,トランザクションの署名に第2秘密鍵が与えられなければならない.
- 送信者が多重署名アドレスの場合,各参加者の秘密鍵がある連想のリストがトランザクションの署名に際して与えられなければならない. 多重署名アドレスの"MinimumKeys"パラメータに従って最小数のキーが与えられなければならない.
- リスト中の各連想は次の要素を持たなければならない.
-
"PrivateKey" 参加者の秘密鍵 - 次の追加的な要素も与えることができる.
-
"Index" 多重署名のアドレス作成時に使われる,公開鍵のリストに含まれる参加者の(0始まりの)指標 - BlockchainTransactionSign[obj,…]の obj はBlockchainTransactionオブジェクトである.
- BlockchainTransactionSignの鍵は,PrivateKeyオブジェクト,秘密鍵を表す16進数,あるいはWIF形式の秘密鍵でなければならない.
- BlockchainTransactionSignは,特性"Signed"の値がTrueで追加特性"RawTransaction"があるブロックチェーントランザクションオブジェクトを返す.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (1)
ARK BlockchainTransactionを作成する:
スコープ (8)
多重署名の作成 (4)
アプリケーション (2)
ARK BlockchainTransactionを作る:
秘密鍵オブジェクトを使ってトランザクションオブジェクトに署名する:
署名したトランザクションをARKブロックチェーンに送信する:
多重署名のアドレスを使うARK BlockchainTransactionを作る:
考えられる問題 (1)
不正な秘密鍵 (1)
無効な秘密鍵を与えると$Failed出力が返される:
テキスト
Wolfram Research (2019), BlockchainTransactionSign, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTransactionSign-ARK.html.
CMS
Wolfram Language. 2019. "BlockchainTransactionSign." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTransactionSign-ARK.html.
APA
Wolfram Language. (2019). BlockchainTransactionSign. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/blockchain/BlockchainTransactionSign-ARK.html