データベースから

ローカルまたはリモートのリレーショナルデータベースに保存されたデータは,実体ストアにマップし,計算可能なデータ集合を作成してから,可視化とクエリを行うことができる.

外部データベースに接続する

SQLiteの販売取引データからRelationalDatabaseオブジェクトを構築する:

データベースを実体フレームワークにマップする

あるスキーマについてEntityStoreを構築する:

実体を登録して,実体フレームワーク内から直接アクセスできるようにする:

offices(オフィス)に関連付けられた特性を調べる:

計算可能なデータ集合を作成して使う

データベース全体からオフィスについての情報を可視化する:

officesに関連付けられている特性すべてを調べる:

officesがある都市をリストを得る:

実体に変換する:

それぞれの計算可能な都市 Entity間のGeoDistanceの合計を求める:

実体の登録を解除する

販売取引データを含むEntityStoreの登録を解除する:

CSV,TSV,またはその他の文字で区切ったデータファイルから

tsv形式の販売データのファイルをDatasetオブジェクトとしてインポートする.SemanticImportは,自動的に日付と都市名を認識し,それらを計算可能なDateObject式と都市のEntityオブジェクトに変換して,列ヘッダをDatasetキーとして使う:

データ集合内の計算可能なDateObject要素を使って計算を行う:

  • 「挿入」 「ファイルパス...」 を使って,ファイルブラウザからファイルの名前を挿入する.
  • SemanticImportは,|やスペース等の文字を自動的に区切りと認識する.
  • 文字区切りは,Delimitersオプションを使って明示的に指定できる.

tsv形式の販売データを解釈なしにインポートし,それをDatasetオブジェクトに変換する:

データ集合内のデータ要素を使って計算を行い,データ要素を明示的に解釈する:

  • 非矩形(不調和)配列のデータは,複数の列を含むデータ集合に変換できない.代りにそれぞれのデータの行がデータ集合の1要素となる.
  • スプレッドシートから

    スプレッドシートをDatasetオブジェクトとしてインポートする.SemanticImportは,都市と国の名前を自動的に認識し,それらを計算可能なEntityオブジェクトに変換して,列のヘッダをDatasetキーとして使う:

    データ集合内の計算可能な都市Entityを使って計算を行う:

    • 「挿入」 「ファイルパス...」を使って,ファイルブラウザでスプレッドシートのファイル名を挿入する.
    • Wolfram言語は,XLS,XLSX,ODS,SXC,DIFの形式をサポートする.