パクレットリソースの定義ノートブックを既存のパクレット用に作成する

ダイアログを開き，PacletInfoファイルが含まれているディレクトリを選ぶ：

Wolfram Language Paclet Repositoryに公開するためには，パクレットの名前にPublisherID接頭辞が含まれていなければならない．

すでにPublisherIDを持っている場合には，デフォルトでそれが選ばれる．手作業で別の値に設定することもできる．公開のためのIDは，Wolfram Cloudにサインインし，自分の公開者ページに進むと見ることができる．

Convert a copy of paclet（パクレットのコピーを変換）を選び，自動的にパクレット全体にPublisherIDが追加されたパクレットのコピーを作成する：

パクレットがすでに公開IDで設定されている場合には，変換する必要はない．OKをクリックして定義ノートブックを作成する：

作成中のパクレット用に，パクレットリソースの新しい定義ノートブックが作成される：

Webのコンテキストを記入する

画像をHeadline Imageフィールドにコピーアンドペーストする．ドキュメントに主となるガイドページがある場合には，それをMain Guide Pageとして選ぶ．情報ボタンの指示に従って，Basic DescriptionとDetailsの欄を記入する：

基本例題を作成する

定義ノートブックのExamplesセクションには，パクレットの主な目的を示す基本的な例題を数個含める．より詳しく総括的な例題は，ドキュメントページに含むべきものである．

ダイアログが表示されたら，Yesを選んで，除外される初期化セルを評価し，確実にパクレットがロードされるようにする：

それぞれの例にキャプションを含め，Insert Delimiter（デリミタを挿入）ボタンを使って例題ごとに区切りを入れる：

出典とその他の情報を記入する

Source and Additional Information（出典とその他の情報）の欄を情報オープナの指示に従って記入する：

Checkを使って自動的に認証する

ツールバーからCheck ▶ Allを選択する．自動認証ツールがパクレットを修正するための警告やサジェスチョンを返す：

返された警告やサジェスチョンを検討する．サジェスチョンは，項目の右端から自動修正ができるものも多い：

パクレットを構築する

ツールバーからBuild ▶ Allを選択する．パクレットがドキュメントと一緒に構築され，配布可能なパクレットアーカイブが作成される：

もう一度パクレットをチェックする

ツールバーからCheck ▶ Allを選択する．これでビルドパクレットに自動認証が含まれるようになった：

警告やサジェスチョンがあれば，それらに対処し，問題が見付からなくなるまでチェックを繰り返す．

パクレットを公開する

Submit to Repository（リポジトリに投稿）ボタンを使って，公開プロセスを始める：

ドキュメントの量によっては，パクレットを投稿するプロセスに数分間かかることもある．終了したら，パクレットが公開されたことを知らせるメッセージが表示される：

公開プロセスにはもう数分間かかる．パクレットが公開された時点で，確認メールを受け取るはずである．