Wolfram言語の記号アーキテクチャにより,プログラムとドキュメントの中の画像をユニークに表示し,扱うことができる.Wolfram言語は明示的に指定された,あるいは自動的に選ばれたあらゆる内部データ型の,任意の数のチャンネルと任意の色深度を持つ画像をサポートする.

ImageImage3D 一般的なマルチチャンネル画像を表す,または配列から作成する

ImageQ 式が画像であるかどうかを判定する

画像のプロパティ

ImageMeasurements 画像の指定のプロパティを返す

ImageType 画像中のデータの型("Bit""Byte""Bit16""Real32""Real64")

ImageData 画像のラスタデータの配列

ImageColorSpace  ▪  ImageChannels  ▪  ImageDimensions  ▪  ImageAspectRatio

ImageValuePixelValue 指定の位置の画素の値

ImageValuePositionsPixelValuePositions 指定の画素値の位置

ImageAccumulate 画像の積分を与える

Image3DSlices 3D画像に対して2D画像のスライスを与える

ConformImages 特性が一致する画像のリストを与える

画像のオプション

Options 画像のオプションを調べる

ColorSpace チャンネル値を解釈する色空間("RGB""CMYK"等)

Interleaving チャンネルをデータ配列にインターリーブするかどうか

MetaInformation 画像と共にインポート・エキスポートされた任意のメタデータ

ImageSize  ▪  Magnification  ▪  ImageResolution

色とレベル »

ImageHistogram チャンネルごとのレベルのヒストグラム

FindThreshold 強度レベルを分割する大域閾値

DominantColors 主調色のリストを求める

ImageCooccurrence 画像の画素強度の同時生起行列

BinaryImageQ  ▪  Binarize  ▪  ImageLevels  ▪  ...

ColorConvert 色空間の変換

AlphaChannel  ▪  ColorSeparate  ▪  ColorCombine

動的ビューア

DynamicImage 画像,ファイル,またはURLを動的に表示する

ZoomCenter  ▪  ZoomFactor

画像の分解

KarhunenLoeveDecomposition  ▪  PrincipalComponents

インポートとエキスポート

ImportExport 標準の全形式でインポート,エキスポートする