Wolfram言語すべてがRaspberry Piコンピュータで利用でき，Raspbianオペレーティングシステムに組み込まれている．プログラムはPiコマンドラインから実行することも，Pi上の，またはリモートコンピュータ上のノートブックインターフェースから実行することも可能である．Pi上では，Wolfram言語は標準Piポートとデバイスへのプログラム的な直接アクセスをサポートする．

コマンドラインプログラム

wolfram — Wolfram言語のコマンドラインインターフェース(/usr/bin/wolfram)

mathematica — Wolfram ノートブックインターフェース (/usr/bin/mathematica)

wolframscript — Wolfram言語のコマンドラインスクリプトインタープリタ

スクリプトの実行

wolframscript — Wolfram言語のスクリプトを実行する

/etc/rc.local — 開始時に実行するコマンドをインストールするインストール先ファイル

リモートデスクトップからの接続

評価 ▶ カーネル環境設定 — Raspberry Piでリモートカーネルを設定する

RemoteEvaluate — Raspberry Piでリモートコマンドを実行する

並列計算 »

評価 ▶ 並列カーネル設定 — 並列計算用にPiクラスタを設定する

ParallelEvaluate  ▪  ParallelTable  ▪  ParallelTry  ▪  ...

接続デバイス »

DeviceRead  ▪  DeviceReadList  ▪  DeviceReadTimeSeries  ▪  DeviceReadBuffer  ▪  ...

DeviceWrite  ▪  DeviceExecute  ▪  BinaryRead

標準デバイス

"GPIO" — 全GPIOピンに読書きアクセスする

"Serial" — 組込み，および外部直列接続に読書きアクセスする

"I2C" — I2Cバスに読書きアクセスする

"RaspiCam" — カメラモジュールに読取りアクセスする

その他のデバイス

"WeatherStation" — 温度，湿度，圧力センサに読取りアクセスする

ネットワークプログラミング »

ChannelListen  ▪  SocketListen  ▪  NetworkPacketCapture  ▪  ...

外部サービス

SendMail — Raspberry Piから電子メールを送信する

SendMessage — つぶやきやその他のメッセージを送信する