Wolfram言語のスタンドアロンカーネル
Wolfram言語とその計算機能には,その豊かなインタラクティブノートブックインターフェースからだけでなく,コマンドラインインターフェースから直接アクセスすることもできる.そのため,Wolfram言語を大規模なバッチモードで使ったり,任意の計算環境に完全に統合された世界最強のスクリプト言語として使ったりすることができる.
コマンドラインプログラム
WolframKernel,wolfram — Wolfram言語のスタンドアロンカーネルを起動する
wolframscript — スタンドアロンの実行可能スクリプトを実行する
カーネルセッション »
% — 最も最近の出力式
Quit — Wolfram言語のカーネルを終了する
入出力
Get(<<) ▪ Put(>>) ▪ Import ▪ Export ▪ Input
スクリプトの設定
-script — スクリプトを実行するためのコマンドライン引数
$ScriptInputString — スクリプトへの標準的な入力を含む文字列
$CommandLine,$ScriptCommandLine — コマンドライン引数
Environment — システム環境変数
バッチ処理
$BatchInput,$BatchOutput — 中断等を自動で行う
SendMail — 式を電子メールで送る
セッションパラメータとカスタマイズ »
init.m — 初期化の際に実行するコマンドのファイル
$Echo — 入力をどこでエコーするか
$Input ▪ $Output ▪ $IgnoreEOF ▪ $Linked ▪ $ProcessID
UsingFrontEnd — 必要に応じてフロントエンドを使ってコマンドを実行する