システムとライセンスの管理
Wolframシステムには,マシンごとの,またはネットワークを介した柔軟なライセンス管理機能がある.
SystemInformation — Wolframシステムのシステム設定の詳細情報
$MachineID — コンピュータシステムごとに固有のID
$MachineName ▪ $MachineDomains ▪ $MachineAddresses
$NetworkConnected — 使用中のコンピュータのネットワークインターフェースがアクティブであるかどうか
$LicenseID — 実行中のWolframシステムのライセンスID
$LicenseServer — 使用中のWolframシステムを承認しているライセンスサーバの名前
$LicenseExpirationDate — 期限付きWolframシステムのライセンスの期限が切れる日付
$ActivationKey — Wolframシステムを実行するためのアクティベーションキー
$PasswordFile — Wolframシステムを有効化するのに使用されるパスワードファイルへのパス
$ProcessID ▪ $ParentProcessID ▪ $Username
Environment — オペレーティングシステムの環境変数
LicensingSettings — リモートバッチジョブに接続する等,ライセンス設定を指定するためのオプション
mathlm — Wolframシステムライセンスマネージャデーモン
monitorlm — 現在のWolframシステムライセンスアクティビティを監視する
Wolfram Engineの利用時払いライセンス
オンデマンドライセンス資格があると,スタンドアロンのWolfram Engineカーネルが実行できる.使用料は時間単位でサービスクレジットを使って課金される.
CreateLicenseEntitlement — Wolfram Engineを実行するための使用資格を作成する
LicenseEntitlementObject — ライセンスの使用資格の記号表現
LicenseEntitlements — アカウントに関連付けられているアクティブなライセンス使用資格のリスト
LicensingSettings — リモートバッチジョブ等に渡す使用資格を指定するオプション
RemoteBatchSubmit,... — オンデマンドライセンスを使ってリモートバッチジョブを送信する