AngleVector
AngleVector[θ]
角度 θ において 軸と相対的な2D単位ベクトルを表すリストを与える.
AngleVector[{r,θ}]
角度 θ における長さが r の2Dベクトルを表すリストを与える.
AngleVector[{x,y},θ]
点{x,y}から始め,角度 θ で単位距離を進んだ結果を与える.
AngleVector[{x,y},{r,θ}]
点{x,y}から出発し,距離 r を角度 θ で進んだ結果を与える.
詳細
- Quantityオブジェクトとして明示的に与えられない限り,角度 θ は, 軸から始まる反時計回りでラジアン単位であるとみなされる(Degreeを掛けて度から変換することができる).
- AngleVector[{r,θ}]は,{0,0}から始まるベクトルを与える.
- AngleVectorの引数は記号的なものでよい.また,Quantityオブジェクトでもよい.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (4)
特性と関係 (4)
測地位置周辺での短い移動について,AngleVectorはGeoDestinationを近似する:
AngleVectorをたたむことで,ある点から{r,θ}の連続移動に沿って動くことができる:
直前の線分に対して相対的な角度のAnglePathを使っても同じ結果を得ることができる:
ListPolarPlotは,AngleVectorとListPlotの組合せとして解釈することができる:
ListPolarPlotはペア{θi,ri}を取るがAngleVectorはペア{r,θ}を取るので,Reverseが必要である:
テキスト
Wolfram Research (2015), AngleVector, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AngleVector.html.
CMS
Wolfram Language. 2015. "AngleVector." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/AngleVector.html.
APA
Wolfram Language. (2015). AngleVector. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/AngleVector.html