ChannelObject

ChannelObject[]

新規の無記名チャネルを指定する.

ChannelObject["mqtts://"]

与えられたURLで指定されたチャネルを表す.

ChannelObject["relpath"]

相対パスで現在認証されているユーザのチャネルを表す.

ChannelObject["id:path"]

指定のパスで指定のWolfram IDを持つユーザのチャネルを表す.

ChannelObject["/abspath"]

チャネルブローカ上の絶対パスにあるチャネルを表す.

詳細とオプション

  • ChannelObjectはチャネルオブジェクトは作らない.チャネルを参照するためのオブジェクトを提供するだけである.CreateChannelは実際にチャネルを作る.
  • 完全URLによって指定されていない新たなチャネルオブジェクトは,$ChannelBaseで指定されるチャネルブローカを参照して作られる.
  • ChannelObject[CloudObject[]]は,配備されたChannelReceiverFunctionを表すクラウドオブジェクトに関連付けられたチャネルオブジェクトを返す.
  • ChannelObjectには次のオプションが使える.
  • ChannelBase$ChannelBase新たなチャネル指定のためのデフォルトのベースURI
    ChannelBrokerActionNoneメッセージを送信する他にチャネルブローカサーバ上で実行する動作
    MetaInformation{}メタ情報を与える連想または規則
    Permissions "Private"アクセス等のパーミッション
  • Options[ChannelObject[],]は前に作られたChannelObjectの現行オプションを与える.SetOptionsを使ってこれを変更することができる.
  • ChannelObject式のInformationを次の特性に含めることができる.
  • "ChannelBase"チャネルのチャネルブローカサーバのベースURL
    "Path"チャネルブローカサーバ上のチャネルのパス
    "Permissions"チャネルのアクセス権
    "MetaInformation"チャネルのMetaInformationオプション

例題

すべて開くすべて閉じる

  (2)

新規無記名チャネル:

現在認証されているユーザの名前付きチャネル:

スコープ  (8)

新規無記名チャネル:

現在認証されているユーザのホームエリアのチャネル:

ホームエリアのサブディレクトリにある名前付きチャネル:

別のユーザの名前付きチャネル:

チャネルブローカサーバ上の絶対パスによって参照されているチャネル:

URLによって参照されているチャネル:

チャネル受信器用に配備されたクラウドオブジェクトに関連付けられたチャネル:

CloudDeployによって自動的に作られたチャネルを削除する:

オプション付きのチャネル:

オプション  (2)

Permissions  (2)

公開チャネルを作る:

チャネルを受信し始め,データを送る:

受信したメッセージ:

他のユーザもこのチャネルの所有者の$WolframIDを参照することでにデータを送ることができる:

完了する:

ユーザが受信することができ,他の誰もにメッセージを送れるチャネル:

特性と関係  (4)

ChannelObjectは,サーバ上にチャネルを作ることなしに,チャネルへの参照を作る:

チャネルが存在しないことを確かめる:

チャネルを作り,それがサーバ上にないことを確かめる:

サーバからチャネルを削除する:

CreateChannelChannelObjectを返す:

完了する:

ChannelObjectは,ChannelListenChannelSend等の関数で使用される:

ChannelObjectChannelListenerオブジェクトから取り出すことができる:

完了する:

考えられる問題  (1)

英数字以外の文字は,通常はチャネル名に使用できない:

ハイフン付きの文字は使用できる:

Wolfram Research (2016), ChannelObject, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ChannelObject.html (2017年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2016), ChannelObject, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ChannelObject.html (2017年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2016. "ChannelObject." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2017. https://reference.wolfram.com/language/ref/ChannelObject.html.

APA

Wolfram Language. (2016). ChannelObject. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ChannelObject.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_channelobject, author="Wolfram Research", title="{ChannelObject}", year="2017", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/ChannelObject.html}", note=[Accessed: 21-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_channelobject, organization={Wolfram Research}, title={ChannelObject}, year={2017}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/ChannelObject.html}, note=[Accessed: 21-November-2024 ]}