CloudSubmit

CloudSubmit[expr]

即時非同期クラウド評価のために expr を送信する.

CloudSubmit[ScheduledTask[expr,spec]]

spec で定義されたスケジュールに従ってクラウド評価するために expr を送信する.

詳細とオプション

  • CloudSubmit[expr]は,作成したタスクを表すTaskObject[]を返す.
  • spec の使用可能な値はScheduledTaskでサポートされている値である.
  • 次は使用可能なオプションである.
  • HandlerFunctions<||>生成されたイベントをどのように扱うか
    HandlerFunctionsKeysAutomaticハンドラ関数に渡すパラメータ
    NotificationFunction Automaticタスクについての通知の与え方
    CloudBase $CloudBase使用するクラウドのベース
    IncludeDefinitionsTrue従属関係を自動的に含めるかどうか
  • タスクの実行中に,次のイベントが生成される可能性がある.
  • "TaskStarted"タスクが開始された
    "FailureOccurred"タスクが開始できなかった
    "ScheduleTriggered"スケジュールされたタスクの評価が始まっている
    "MessageGenerated"評価がメッセージを生成した
    "PrintOutputGenerated"評価が出力を生成した
    "ResultReceived"評価が結果を生成した
    "ScheduleExecuted"スケジュールされたタスクの評価が実行された
    "TaskStatusChanged"タスクのステータスが変わった
    "TaskFinished"タスクが完全に終了した
    "TaskRemoved"タスクが削除されている
  • HandlerFunctions-><|,"eventi"->fi,|>の設定のとき,fi[assoc]eventiが生成されるたびに評価行される.assoc の要素のキーはHandlerFunctionsKeysの設定で設定される.
  • 次は,HandlerFunctionsKeysが指定する可能性があるキーである.
  • "EvaluationExpression"評価されている式
    "EvaluationResult"評価結果
    "Failure"タスクが失敗した場合の失敗オブジェクト
    "MessageOutput"生成されたメッセージのコンテンツ
    "PrintOutput"生成された出力のコンテンツ
    "Task"タスクを表すオブジェクト
    "TaskStatus"タスクのステータス
    "TaskType"タスクのタイプ
    "TaskUUID"一意的なタスクの識別子
    "EventName"処理されているイベント名
  • 評価する式はHoldで囲まれて返される.
  • スケジュールされたタスクについては,次の追加的なキーを指定することができる.
  • "Schedule"タスクのスケジュール指定
    "RunInterval"タスクの実行間隔
    "PreviousRunCount"それまでにタスクが実行された回数
    "RemainingRunCount"この後タスクが実行されなければならない回数
    "TotalRunCount"スケジュールされているタスクの実行総回数
  • CloudSubmitによって指定されたクラウド評価は,クラウド内のタスクに関するユーザ側の時間とメモリの制限に従う.
  • IncludeDefinitions->Trueのとき,expr の評価に必要な定義は,CloudSubmitを介して自動的にクラウドに送られる.
  • IncludeDefinitions->Falseのとき,expr の評価に必要な定義は,expr の評価中に明示的にロードされ評価されなければならない.

例題

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  (7)

評価が行われているマシン名を表示する:

クラウドマシン上の現行の日付を表示する:

非同期のクラウド上の計算に送信されたタスクを使う:

クラウド上で生成された出力を得る:

クラウド上で生成されたメッセージを得る:

メッセージをローカルに表示する:

タスク評価の進捗状況についての通知を受ける:

クラウド上で3回計算を行うタスクを作る:

タイムスタンプを含むクラウドオブジェクトを用意する:

送信されたタスクからタイムスタンプを更新する:

タイムスタンプが更新されたことを確認する:

タイムスタンプオブジェクトを作上する:

オプション  (2)

NotificationFunction  (1)

CloudSubmitは評価結果を待たずに返る.通知を使って送信されたタスクの結果を知る:

CloudBase  (1)

特定のクラウドにタスクを送信する:

Wolfram Research (2015), CloudSubmit, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/CloudSubmit.html (2019年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2015), CloudSubmit, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/CloudSubmit.html (2019年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2015. "CloudSubmit." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2019. https://reference.wolfram.com/language/ref/CloudSubmit.html.

APA

Wolfram Language. (2015). CloudSubmit. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/CloudSubmit.html

BibTeX

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BibLaTeX

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