ConformationMethod
VideoJoinおよび他の関数のオプションで,異なる動画のフレームをどのように合わせるかを指定する.
詳細
- フレームの解像度が異なる動画オブジェクトを繋ぎ合せるときは,フレームサイズが等しくなるように合わせなければならない.ConformationMethodはこれを行う方法を指定する.
- 次はよく使われる設定である.
-
"Fill" 小さい方の次元を合わせる.必要ならもう一方を切り詰める "Fit" 画像全体を合わせる.縦横比は保持する.必要な場合は充填する "Pad" リサンプリングはせずに充填および/または切詰めを行う "Stretch" リサンプリングによって合うように画像を引き延ばす "Letterbox" 幅を合せる.他の次元は充填および/または切詰めを行う "Pillarbox" 高さを合わせる.他の次元は充填および/または切詰めを行う "Windowbox" 中央に合せ,すべての側を充填する - デフォルトで,通常は画像周囲に黒の充填が使われる.ConformationMethod{"method",Paddingpad}を使って異なる充填値あるいは充填スキームを指定する.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (1)
フレームフィッティングは,異なるサイズや縦横比の動画に収めるために画像のサイズをどのように変更するかを指定する:
デフォルトで,ほとんどの関数が新たなフレームサイズに収まるようにフレームのサイズを変更を行い,必要な場合には充填する:
ConformationMethod"Fill"を使ってフレームを共通のサイズにして充填を避ける:
スコープ (3)
サイズや縦横比が異なる動画に収めるためにフレームのサイズをどのように変更するかを配置メソッドで指定する:
フレームの次元が異なる動画を繋ぐときにConformationMethodを使う:
"Fit"法は縦横比を保持して画像のサイズを変更し,必要なら充填する:
ConformationMethod"Fill"を使ってフレームを共通サイズにして充填を避ける:
特性と関係 (2)
関数の中にはRasterSizeオプションで結果の動画の次元を制御するものがある:
画像を指定のサイズにするために充填を使う際の充填の値またはスキームを指定する:
ConformationMethodが取るメソッドはConformImagesで使えるものと同じである:
ConformationMethodオプションでフィッティングメソッドを指定する:
ConformImagesでフィッティングメソッドを指定する:
ConformationMethodオプションで充填値を指定する:
ConformImagesで充填値を指定する:
テキスト
Wolfram Research (2021), ConformationMethod, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ConformationMethod.html.
CMS
Wolfram Language. 2021. "ConformationMethod." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ConformationMethod.html.
APA
Wolfram Language. (2021). ConformationMethod. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ConformationMethod.html