ContentObject
ContentObject["string"]
コンテンツが string であるコンテンツオブジェクトを与える.
ContentObject[File[…]]
コンテンツが指定のファイルに保存されているコンテンツオブジェクトを与える.
ContentObject["name1"val1,"name2"val2,…]
名前 nameiと値 valiの一連のフィールドを持つコンテンツオブジェクトを与える.
詳細
- コンテンツオブジェクトの特性は,ContentObject[…]["property"]で得ることができる.
- 可能な特性
-
"CreationDate" ファイルあるいはコンテンツオブジェクトの作成日 "FileByteCount" ディスク上のオブジェクトのコンテンツサイズ(単位:バイト) "FileSize" Quantityオブジェクトとしてのサイズ "FileName" もとのファイル名(ディレクトリは含まない) "FileExtension" ファイル拡張子(例:".txt") "Location" もとの資料の場所を文字列として "ModificationDate" ファイルあるいはコンテンツオブジェクトの変更日 "Plaintext" 文字列に変換されたコンテンツ "ReferenceLocation" このコンテンツを参照するのに使用する,クラウドからアクセス可能なURL "Score" 検索のコンテンツオブジェクトに割り当てられたスコア "Snippet" コンテンツのスニペット "SnippetSource" スニペットを作成するための,クラウドでアクセス可能なドキュメントパス - 特性の中には,"Snippet"のようにリクエストされたときにのみ計算されるものもある.
- ファイルからコンテンツオブジェクトが作られるた場合,"Plaintext"特性はまずファイルをインポートしてから計算されるのが普通である.
- ContentObject[…]はCreateSearchIndexへの入力として使うことができる.
例題
例 (3)
"ContentObject"を第3引数として持つTextSearchはコンテンツオブジェクトのリストを返す:
Snippet関数を使うこともできる:
ContentObjectは文字列を含むことができる:
ContentObjectはメタデータを含む:
ドキュメントがディスクに保存されているのでなければ,"Location"および"FileName"は使用できない:
テキスト
Wolfram Research (2015), ContentObject, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ContentObject.html.
CMS
Wolfram Language. 2015. "ContentObject." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ContentObject.html.
APA
Wolfram Language. (2015). ContentObject. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ContentObject.html