DateList
DateList[]
現在の現地の日付と時刻を{year,month,day,hour,minute,second}の形で返す.
DateList[date]
与えられた date 指定に対応する日付のリストを返す.
詳細とオプション
- DateList[]は,使用中のコンピュータシステムに設定されている日付と時刻を使用する.この演算は,時刻帯やいわゆる夏時間等の補正は全く行わない.
- DateList[date]では,date として以下の日付と時刻の指定が使える.
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date DateObject指定 {y,m,d,h,m,s} DateList指定 time AbsoluteTime指定 "string" DateString指定 {"string",fmt} 指定形式で形成された日付文字列 - DateList[TimeZone->z]は,使用しているコンピュータシステムのシステムクロックが返す時刻が$TimeZoneに対応する時刻帯であるものとして,時刻帯 z から推定される日付と時刻を返す. »
- DateList[{y,m,…}]では,より短いリストを使うこともできる.例えば{y}は{y,1,1,0,0,0}と等価であり,{y,m}は{y,m,1,0,0,0}と等価である.
- 通常の範囲外の m, d, h, m, s の値は適切に減らされる.整数値以外の d, h, m, s の値も使うことができる. »
- DateListが返す2個のリストをNumericalOrderを使って比較することができる. »
- DateList[{"string",{"e1","e2",…}}]の形のとき,"ei"は"Year","YearShort","Quarter","Month","MonthName","Day","DayName","Hour","Hour12","AMPM","Minute","Second","Millisecond"のいずれかである.
- DateList[{"string",{"e1","e2",…}}]は,"ei"を使って{y,m,d,h,m,s}の要素を埋める.埋められなかったものは,デフォルト値{yc,1,1,0,0,0}を持つものとされる.yc はその時点の年である. »
- DateList[{"string",{"e1","e2",…}}]では,"ei"は与えられた順序で"string"から抽出され,英数字以外の文字で区切ることができる. »
- DateList[{"string",{"e1","sep12","e2","sep23",…}}]は指定された明示的なセパレータを使って要素を抽出する. »
例題
すべて開くすべて閉じる例 (6)
スコープ (6)
特性と関係 (4)
DateObjectは指定された日付を表す:
AbsoluteTimeは日付を1900年年頭からの秒として表す:
DateListは日付を日付要素のリストとして表す:
DateStringは日付を文字列として表す:
DateListPlotを使って日付リスト 座標を持つデータをプロットする:
DatePlusを使って日付リストに時間単位を加える:
DateDifferenceを使って日付間の時間単位の数を求める:
NumericalOrderを使って日付の順序を求める:
DateListによって行われる標準化は重要である:
テキスト
Wolfram Research (2007), DateList, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/DateList.html (2014年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2007. "DateList." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2014. https://reference.wolfram.com/language/ref/DateList.html.
APA
Wolfram Language. (2007). DateList. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/DateList.html