Exclusions
Plot,Plot3D,NIntegrate等の関数で使われる領域内のどの部分を除外するかを指定するオプションである.
詳細
- 次の設定で除外するものを指定する.
-
None 何も除外しない All 自動計算されたすべての除外 Automatic 自動計算された除外部分 "Discontinuities" 自動計算された不連続なジャンプ "Singularities" 自動計算された特異値 lhs==rhs 方程式で明示的に定義 {lhsrhs,cond} 方程式と条件で明示的に定義 {spec1,spec2,…} speciで与えられた除外の和集合 - Exclusions->Automaticは,$PerformanceGoalが"Quality"であれば事実上Exclusions->Allに等しく,その他の場合はExclusions->Noneに等しい.
- n 個の変数によって定義された領域では,除外次元は でなければならない.
- 1個の変数によって定義された領域では,Exclusions->{x1,x2,…}は点 xiを除外する.
- Exclusions"Discontinuities"は,区分切断線と分枝切断線を含むことが多い.
- Exclusions"Singularities"は極と真性特異点を含むことが多い.
- 自動計算された除外箇所には,削除可能な分断点や特異点を含む潜在的な分断点や特異点が含まれることが多い.
- プロット関数については,除外された部分領域とその境界をどのように描画するかをExclusionsStyleで指定する.
例題
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考えられる問題 (2)
Exclusions->Noneを使って特異値を無視する:
Wolfram Research (2007), Exclusions, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Exclusions.html (2016年に更新).
テキスト
Wolfram Research (2007), Exclusions, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Exclusions.html (2016年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2007. "Exclusions." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2016. https://reference.wolfram.com/language/ref/Exclusions.html.
APA
Wolfram Language. (2007). Exclusions. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Exclusions.html