FromDMS

FromDMS[{d,m,s}]

度,分,秒から十進表記の度数に変換する.

FromDMS["dms"]

DMS文字列を十進表記の度数に変換する.

FromDMS["latlon"]

緯度・経度の文字列から十進表記の度数による緯度・経度に変換する.

詳細

  • FromDMS["dms"]は区切り文字が°, ', "あるいはd, m, s等の一般的なすべてのDMS文字列形式をサポートする.
  • FromDMS["dms"]は基本方位N, S, E, Wを含む文字列を受け入れる.NとEは正の角を与える.SとWは負の角を与える.
  • FromDMS["latlon"]は基準方位が明示的に指定されていてもいなくても緯度・経度形式をサポートする.
  • 十進表記の結果はDegreeを掛けてラジアンに変換することができる.

例題

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  (4)

DMSリストを十進表記の度数での角に変換する:

DMS文字列から変換する:

基本方位のDMS文字列から変換する:

緯度・経度指定から変換する:

スコープ  (4)

DMSリストを数値角(単位:度)に変換する:

厳密な入力については,結果もまた厳密数になる:

符号付きの角:

符号は基本方位を使って指定することもできる:

DMS文字列を数値角(単位:度)に変換する:

入力は複数の形式で与えることができる:

DMS文字列の符号は基本方位を使って指定することもできる:

一般化と拡張  (4)

二重のDMS文字列の両方の角に作用する:

結果は常に{lat,lon}の順である:

入力は緯度が先か経度が先かを示す:

数量についてのFromDMSは,これがすでに度を単位とした角であると解釈する:

Quantity角を度を単位とする数値角に変換する:

特性と関係  (3)

入力に非厳密数が含まれている場合,結果もまた非厳密になる:

すべての数が厳密の場合にのみ結果も厳密になる:

FromDMSのDMSリストに対する動作はDMSListで反転させることができる:

厳密数で:

FromDMSのDMS文字列に対する動作はDMSStringで反転させることができる(モジュロ表記):

厳密数で:

Wolfram Research (2008), FromDMS, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/FromDMS.html.

テキスト

Wolfram Research (2008), FromDMS, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/FromDMS.html.

CMS

Wolfram Language. 2008. "FromDMS." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/FromDMS.html.

APA

Wolfram Language. (2008). FromDMS. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/FromDMS.html

BibTeX

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BibLaTeX

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