GoodmanKruskalGamma
GoodmanKruskalGamma[v1,v2]
ベクトル v1とベクトル v2のGoodman–Kruskal 係数を与える.
行列 m のGoodman–Kruskal 係数を与える.
GoodmanKruskalGamma[m1,m2]
行列 m1と m2のGoodman–Kruskal 係数を与える.
GoodmanKruskalGamma[dist]
多変量記号分布 dist の 係数行列を与える.
GoodmanKruskalGamma[dist,i,j]
多変量記号分布 dist の第 係数を与える.
詳細
- GoodmanKruskalGamma[v1,v2]は v1 v2間のGoodman–Kruskal係数 を与える.
- Goodman–Kruskal は2つのリストの連続要素の相対順序に基づく単調関係の尺度である.
- と の間のGoodman–Kruskal はで与えられる.ただし, は観測中の一致したペアの数, は一致しないペアの数である.
- 観測 との一致するペアは と の両方,または と の両方であるものである.観測の一致しないペアは かつ または かつ であるものである.
- タイがない場合は はKendallTauに等しい.
- 引数 v1と v2は長さが等しい任意の実ベクトルである.
- 列数が の行列 m については,GoodmanKruskalGamma[m]は m の列間の 係数の × 行列である.
- × 行列 m1 と × 行列 m2について,GoodmanKruskalGamma[m1,m2]は m1の列と m2の列の間の 係数の × 行列である.
- GoodmanKruskalGamma[dist,i,j]はを与える.ただし,はProbability[(x1-x2)(y1-y2)>0,{{x1,y1}disti,j,{x2,y2}disti,j}]に等しく はProbability[(x1-x2)(y1-y2)<0,{{x1,y1}disti,j,{x2,y2}disti,j}]に等しい.この場合,disti,jは dist の第周辺分布である.
- GoodmanKruskalGamma[dist]は第項がGoodmanKruskalGamma[dist,i,j]で与えられる行列 を与える.
例題
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スコープ (7)
データ (4)
アプリケーション (3)
Goodman–Kruskal は,一般に,2つのベクトル間の線形従属性を検出する:
の絶対的な大きさは,強い線形従属性がある場合は1に近くなる:
HoeffdingDを使って他の依存構造を検出することができる:
特性と関係 (5)
Goodman–Kruskal は,負の関係と正の関係でそれぞれ-1から1までである:
タイがない場合,Goodman–Kruskal はKendallTauに等しい:
テキスト
Wolfram Research (2012), GoodmanKruskalGamma, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/GoodmanKruskalGamma.html.
CMS
Wolfram Language. 2012. "GoodmanKruskalGamma." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/GoodmanKruskalGamma.html.
APA
Wolfram Language. (2012). GoodmanKruskalGamma. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/GoodmanKruskalGamma.html