HarmonicNumber

HarmonicNumber[n]

n 番目の調和数 TemplateBox[{n}, HarmonicNumber]を与える.

HarmonicNumber[n,r]

r 次の調和数 TemplateBox[{n, r}, HarmonicNumber2]を与える.

詳細

  • 記号操作・数値操作の両方に適した数学関数である.
  • 正の整数 n について,調和数は TemplateBox[{n, r}, HarmonicNumber2]=sum_(i=1)^(n)1/i^rによって与えられる.ただし,TemplateBox[{n}, HarmonicNumber]=TemplateBox[{n, 1}, HarmonicNumber2]である.
  • 任意の n および r1について,TemplateBox[{n, r}, HarmonicNumber2]の数値はZeta[r]-HurwitzZeta[r,n+1]で与えられる.
  • HarmonicNumberは任意の数値精度で評価できる.
  • HarmonicNumberは自動的にリストに縫い込まれる.
  • HarmonicNumberIntervalオブジェクトおよびCenteredIntervalオブジェクトに使うことができる. »

例題

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  (7)

最初の10個の調和数:

整数の部分部分上でプロットする:

複素数の部分集合上でプロットする:

原点における級数展開:

Infinityにおける級数展開:

特異点における級数展開:

調和数を含む足し算を行う:

スコープ  (35)

数値評価  (6)

数値的に評価する:

高精度で評価する:

出力精度は入力精度に従う:

複素数入力:

高精度で効率的に評価する:

IntervalオブジェクトとCenteredIntervalオブジェクトを使って最悪の場合に保証される区間を計算する:

Aroundを使って平均的な場合の統計区間を計算することもできる:

配列の要素ごとの値を計算する:

MatrixFunctionを使って行列のHarmonicNumber 関数を計算することもできる:

特定の値  (5)

記号的な a についてのHarmonicNumber[n,a]

記号的な n についてのHarmonicNumber[n,a]

ゼロにおける値:

HarmonicNumber[n]=1.5となるような n の値を求める:

分数引数の調和数を初等関数で表す:

可視化  (3)

HarmonicNumber関数をプロットする:

HarmonicNumber関数をさまざまな次数でプロットする:

HarmonicNumberの実部をプロットする:

HarmonicNumberの虚部をプロットする:

関数の特性  (11)

HarmonicNumberの実領域:

複素領域:

HarmonicNumberの実領域:

HarmonicNumberは要素単位でリストと配列に縫い込まれる:

HarmonicNumberは解析関数ではない:

しかし,有理型ではある:

HarmonicNumberは非増加でも非減少でもない:

HarmonicNumberは単射ではない:

HarmonicNumberは全射である:

HarmonicNumberは非負でも非正でもない:

HarmonicNumberは負の整数について特異点と不連続点の両方を持つ:

HarmonicNumberは凸でも凹でもない:

TraditionalFormによる表示:

微分  (3)

n についての一次導関数:

n についての高次導関数:

n についての高次導関数をプロットする:

n についての 次導関数の式:

積分  (3)

Integrateを使って不定積分を計算する:

不定積分を確かめる:

定積分:

その他の積分例:

級数展開  (2)

Seriesを使ってテイラー(Taylor)展開を求める:

の周りの最初の3つの近似をプロットする:

SeriesCoefficientを使った級数展開の一般項:

関数の恒等式と簡約  (2)

HarmonicNumberの定義恒等式:

漸化恒等式:

一般化と拡張  (5)

調和数  (2)

無限大における級数展開:

HarmonicNumberはベキ級数に適用することができる:

階数 r の調和数  (3)

厳密な引数で評価する:

任意の点における級数展開:

無限大における級数展開:

アプリケーション  (5)

クイックソートによる比較の平均数:

複素平面上でプロットする:

最大のオーバーハングでの本の積み重ね:

n 個の候補中から x 回選択肢を評価した後で最良の候補を選ぶ [詳細]:

n=100について評価する:

候補者集合の大きさの関数としてプロットする:

HarmonicNumberで表されたStirlingS1の有限和:

HarmonicNumberで表されたStirlingS2の有限和:

特性と関係  (10)

HarmonicNumberPolyGammaによって表すことができる:

HarmonicNumberZetaおよびHurwitzZetaによって表すことができる:

FullSimplifyを使って調和数を含む式を簡約する:

より簡単な関数に展開する:

総和:

総和と積分から生成する:

HarmonicNumberDifferenceRootとして表すことができる:

HarmonicNumberの級数展開における一般項:

HarmonicNumberの通常の母関数:

HarmonicNumberの指数母関数:

考えられる問題  (3)

大きい引数は,大きすぎて明示的に計算できない結果を返すことがある:

機械数の入力で高精度の結果が返されることがある:

しばしば,結果はHarmonicNumberではなくPolyGammaで表される:

Wolfram Research (1999), HarmonicNumber, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/HarmonicNumber.html.

テキスト

Wolfram Research (1999), HarmonicNumber, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/HarmonicNumber.html.

CMS

Wolfram Language. 1999. "HarmonicNumber." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/HarmonicNumber.html.

APA

Wolfram Language. (1999). HarmonicNumber. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/HarmonicNumber.html

BibTeX

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BibLaTeX

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