ImageAssemble
ImageAssemble[{{im11,…,im1n},…,{imm1,…,immn}}]
画像の配列を組み合せて単一の画像にする.
ImageAssemble[{{im11,…,im1n},…,{imm1,…,immn}},fitting]
fitting メソッドを使って画像を組み合せる.
詳細とオプション
- ImageAssembleは,画像の配列からコラージュを作成する.これを使って1つまたは2つのパラメータの画像に対する影響を比較したり手続きのさまざまなステップを可視化したりできる.
- ImageAssembleは,2Dまたは3Dの画像の配列を組み合わせて単一の画像にする.
- ImageAssemble[{image1,image2,…}] は imageiを1行に組み合せる.
- デフォルトで,フィッティング指定は使われないので,imageijは相応のサイズである必要がある.
- 次は,fitting の可能な設定である.
-
None 大きさを揃えようとしない "Fill" 小さいものに合わせる.必要な場合は他を切り取る "Fit" 画像全体に合わせる.縦横比を保つ.必要な場合は充填する "Stretch" リサンプリングにフィットするように画像を引き延ばす - いずれかの imageijがMissing[]の場合は,対応する画素が背景色で置換される.
- 次は,使用可能なオプションである.
-
Background Automatic 使用する背景色 PaddingSize 0 画像全体の充填サイズ Resampling Automatic 使用するリサンプリングメソッド Spacings 0 画像間のスペース - Spacingsの設定は次の形式でよい.
-
spec 画像間のすべての隙間に spec を適用する {specx,specy,…} 各次元に特定のスペースを適用する
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (11)
データ (7)
Missing要素しかない行や列は飛ばされる:
オプション (9)
Background (2)
Backgroundの値は,間隔および画像全体の充填に使われる.デフォルトでは0が使われる:
BackgroundをTransparentに設定するとアルファチャンネルがある画像になる:
PaddingSize (2)
PaddingSizeを使って画像全体を充填する:
Backgroundを使って充填スキームを指定する:
Spacings (5)
Backgroundの値は画像間のスペースの色を指定する:
特性と関係 (2)
ImageAssembleとImagePartitionは逆の操作である:
デフォルトで,ImageAssembleは整合性があるサイズの画像を必要とする:
ConformImagesを使ってカスタムのフィッティングを行う:
テキスト
Wolfram Research (2008), ImageAssemble, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageAssemble.html (2020年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2008. "ImageAssemble." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2020. https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageAssemble.html.
APA
Wolfram Language. (2008). ImageAssemble. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageAssemble.html