MapIndexed
MapIndexed[f,expr]
式 expr の要素それぞれに f を適用し,f の第2引数として添字を持つような関数を作成する
MapIndexed[f,expr,levelspec]
levelspec で指定されたレベルにあるすべての expr の部分に f を適用する.
MapIndexed[f]
式に適用可能なMapIndexedの演算子形である.
詳細とオプション
- MapIndexedは,標準的なレベル指定を使う.
-
n レベル1からレベル n まで Infinity レベル1からInfinityまで {n} レベル n のみ {n1,n2} レベル n1からレベル n2まで - MapIndexedにおける levelspec のデフォルト値は{1}である.
- 正のレベル n は,n 個の指標で指定される expr のすべての部分からなる.
- 負のレベル-n は,深度 n の expr のすべての部分からなる.
- レベル–1は数,記号,それに下位区分を持たないその他のオブジェクトからなる.
- レベル0は式全体に相当する.
- オプション設定がHeads->Trueのとき,MapIndexedは式の頭部と部分にも適用される.
- MapIndexedは,実質的に常に完全な新しい式を構築し,それを評価する.
- MapIndexedは,事実上Normalを適用することで,SparseArrayオブジェクトに使うことができる.
- MapIndexedは,部分指定をKey[k]の形で与えることで,Associationオブジェクトに使うことができる.
- MapIndexed[f][expr]はMapIndexed[f,expr]に等しい.
- Parallelize[MapIndexed[f,expr]]はMapIndexed[f,expr]をすべてのサブカーネルで並列に計算する. »
例題
すべて開くすべて閉じる例 (6)
スコープ (6)
一般化と拡張 (3)
アプリケーション (5)
特性と関係 (3)
Wolfram Research (1991), MapIndexed, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/MapIndexed.html (2014年に更新).
テキスト
Wolfram Research (1991), MapIndexed, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/MapIndexed.html (2014年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1991. "MapIndexed." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2014. https://reference.wolfram.com/language/ref/MapIndexed.html.
APA
Wolfram Language. (1991). MapIndexed. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/MapIndexed.html