NotebookPut
NotebookPut[expr]
式 expr に対応するノートブックを作成し,それをフロントエンドにおける現在選択されたノートブックとする.
新規の空白ノートブックを作成する.
NotebookPut[expr,obj]
ノートブックオブジェクト obj で表されるノートブックを式 expr に対応する文書で置き換える.
詳細
- NotebookPutは,カーネルで未加工のノートブック式を取り,これをフロントエンドで開いたノートブックとする低レベルの関数である.
- 式 expr は頭部Notebookを持ち,ボックスデータを含む未加工のCellオブジェクトを持っていなければならない.
- NotebookPutは,作成したノートブックに対応するNotebookObjectを返す.
- NotebookPut[expr,obj] の書式を使うと,ノートブックオブジェクト obj で表されるノートブックにあるデータはすべて上書きされる. »
- NotebookPutは,任意のノートブックオプションを取ることができる. »
例題
すべて開くすべて閉じるオプション (2)
WindowTitle (1)
WindowTitleの明示的な設定は結果のノートブックオブジェクトの名前を反映する:
特性と関係 (1)
NotebookPutおよび同様の低レベル関数には詳細な指定が必要である:
CreatePaletteおよび他の高レベルノートブック関数は同じ結果をずっと簡単に作成する:
おもしろい例題 (1)
MapとWindowMarginsを使って重なったノートブックを作成する:
テキスト
Wolfram Research (1996), NotebookPut, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/NotebookPut.html (2007年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1996. "NotebookPut." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2007. https://reference.wolfram.com/language/ref/NotebookPut.html.
APA
Wolfram Language. (1996). NotebookPut. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/NotebookPut.html