Sound

Sound[primitives]

サウンドを表す.

Sound[primitives,t]

サウンドの長さが t になるように指定する.

Sound[primitives,{tmin,tmax}]

サウンドがタイム tmin で始まってタイム tmax まで続くように指定する.

詳細とオプション

  • 以下のプリミティブを含むリストが使用できる.
  • SampledSoundFunction[f,n,r]関数によって作成される振幅のレベル
    SampledSoundList[{a1,a2,},r]リストで与えられる振幅のレベル
    SoundNote[spec,]音楽的な音
    Sound[prims,t]持続時間が t の音
    Sound[prims,{tmin,tmax}]tmin から tmaxまでの間演奏される音
  • 持続時間の指定があるプリミティブは,明示的な時間指定があるプリミティブとは無関係に連続的に演奏される.
  • プリミティブ prims Sound[prims,tspec]内で使われると,prims における一連の持続時間と時間指定は再スケールされ,tspec で定義された時間にフィットするようにシフトされる.
  • 外側のSoundオブジェクトの場合,デフォルトで時間は絶対的な秒で与えられると解釈される.
  • 内側のSoundオブジェクトの場合,時間はScaled[r]で与えることができる.
  • Sound[prims,Scaled[r]]prims r の因子で遅くする.
  • サウンドプリミティブのリストに次のSoundNoteを加えることができる.
  • "style"指定されたスタイルを使う
    opt->value指定されたオプション設定を使う
  • 可能なスタイルとオプションはSoundNoteのものと同じである.
  • サウンドプリミティブと指示子のネストしたリストを与えることができる.指示子の指定は,その指示子を含むリストの終りまでしか有効ではないのが一般的である.
  • サウンド指示子のみを含むリストは,その要素が包み込んでいるリストに直接挿入されたかのように扱われる.
  • Style[obj,opts]使って,オプションあるいは指示子 opts obj に適用することができる.
  • SoundEmitSoundを使って演奏することができる.
  • Sound[]は音を表すグラフィックスを含むボタンとしてStandardFormで表示される.このボタンをクリックすると,それまでに演奏されていた音に変わって,その音が演奏される.
  • InputFormでは,Sound[]は明示的なプリミティブのリストとして表示される.
  • オプションSoundVolume->v は音符に対する相対的な音量 v を指定する.
  • 以下のオプションを使うことができる.
  • SoundVolume1相対的な音量

例題

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  (2)

2音の連続からなるサウンドを表す:

2つの波形の連続からなるサウンドを表す:

スコープ  (6)

時間系列  (4)

1音あたり1秒で一連の音を表す:

全体で1.5秒になるようにして,一連の音を表す:

から までの間に生成される一連の音を表す:

から までの間生成される一連の音を表す:

2つの音の連なりを組み合せる:

3種類のタイムワープ効果のある音を重ねる:

スタイル指示子  (2)

アコーディオンスタイルで生成される一連の音を表す:

異なる楽器スタイルの2つの音の連なりを組み合せる:

アプリケーション  (3)

セルオートマトンのパターンからアルゴリズム的な構成を行う:

簡単なWolframTones に似た作曲を行う:

音を録音する:

0.8秒間演奏するように音を押し潰す:

おもしろい例題  (1)

異なる楽器からのランダムな音の連続を演奏する:

各音をランダムな長さにする:

Wolfram Research (1991), Sound, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Sound.html (2007年に更新).

テキスト

Wolfram Research (1991), Sound, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Sound.html (2007年に更新).

CMS

Wolfram Language. 1991. "Sound." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2007. https://reference.wolfram.com/language/ref/Sound.html.

APA

Wolfram Language. (1991). Sound. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Sound.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_sound, author="Wolfram Research", title="{Sound}", year="2007", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/Sound.html}", note=[Accessed: 17-November-2024 ]}

BibLaTeX

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