StructuredArray
StructuredArray[st,{d1,d2,…},data]
構造タイプ st で特定のコンテンツ data を持つ d1×d2×… 配列を表す.
詳細
- Wolfram言語の以前のバージョンで作成された構造配列オブジェクトは,評価時に適切なタイプ固有のオブジェクトに変換される.
- Normal[sa]は,構造配列オブジェクトに対応する通常の配列を与える.
- SparseArray[sa]は,構造配列オブジェクトに対応する疎な配列を与える.
- 構造配列の要素は数値ではなくてもよい.
- 構造配列の個々の要素はそれ自身がリストであってはならない.
- リストおよび行列の操作は,対応する通常の配列でのように働くように通常設定されている.
- 属性Listableがある関数は,構造配列オブジェクトで表される通常の配列の個々の要素に自動的に縫い込まれる.関数が構造タイプについてサポートされていない場合,結果は通常の配列または疎な配列として返される.
- Partは,式それ自身の部分ではなく,構造配列オブジェクトで表された配列の指定された部分を抽出する.
- 構造配列は,AtomQ等の関数には,またパターンマッチの目的では,未加工オブジェクトとして扱われる.
- Dimensionsは構造配列の次元を与える.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (3)
スコープ (2)
デフォルトで,ArrayDepthはすべてのタイプの配列の深さを計算する:
QuantityArrayオブジェクトの深さは0であるとみなされるように,Listオブジェクトの深さだけを計算する:
特性と関係 (1)
MatrixFormとTableFormを使ってStructuredArrayのすべての項目を表示する:
Wolfram Research (2012), StructuredArray, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/StructuredArray.html.
テキスト
Wolfram Research (2012), StructuredArray, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/StructuredArray.html.
CMS
Wolfram Language. 2012. "StructuredArray." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/StructuredArray.html.
APA
Wolfram Language. (2012). StructuredArray. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/StructuredArray.html