TourVideo
TourVideo[graphics,{step1,step2,…}]
graphics の周りで刻み幅 stepiのツアーを行うことで動画を生成する.
TourVideo[graphics,{{t1,step1},{t2,step2},…}]
graphics の周りで時点 tiにおける刻み幅 stepiのツアーを行う.
TourVideo[graphics,func]
関数 func のサンプルを取って各フレームの刻み幅指定を生成する.
詳細とオプション
- TourVideoはグラフィックスの周りを巡ることで動画を生成する.グラフィックスの周りでズームイン,ズームアウト,パンすることで,関心領域が探検できる.
- 入力 graphics は,Imageオブジェクト,Graphicsオブジェクト,GeoGraphicsオブジェクトのいずれでもよい.
- 位置指定 stepiは以下のいずれかでよい.
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{x,y} グラフィックスの座標系における絶対位置 Scaled[{x,y}] 各方向で0から1にスケールされた座標 Rectangle[…] 明示的な長方形 Rectangle[Scaled[…],Scaled[…]] スケールされた座標系での長方形 Rotate[Rectangle[…],…] 回転された長方形 <prop1val1,… > 連想の刻み幅特性 - 刻み幅が特性の連想として与えられた場合は,以下のキーを指定することができる.
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"Position" {x,y}で与えられる関心領域の中心位置 "DwellTime" 秒(またはその他の時間量)で与えられた滞留時間 "Rotation" 場所の周りボックスの回転 "Width" 関心領域の幅 - 次は,フレーム作成を制御するオプションである.
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AspectRatio 9/16 使用する縦横比 DefaultDuration Automatic 推奨時間(単位:秒) InterpolationOrder 1 使用する補間次数 - パネル内にフレームを生成したければParallelize[TourVideo[…]]を使うとよい.
- デフォルトで,TourVideoは新規動画を$WolframDocumentsDirectoryの"Video"ディレクトリに置く.
- 次は,動画の出力の特性を制御するオプションである.
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BitRate Automatic 使用するおおよそのビットレート CompressionLevel Automatic 使用する圧縮レベル FrameRate Automatic 使用するフレームレート GeneratedAssetFormat Automatic 結果の形式 GeneratedAssetLocation $GeneratedAssetLocation 結果の場所 OverwriteTarget False 既存ファイルに上書きするかどうか RasterSize Automatic 出力動画のラスターサイズ VideoEncoding Automatic 使用する動画の符号化 VideoTransparency False 出力動画が透明度チャンネルを持つべきかどうか
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (5)
データ (3)
ステップ指定 (2)
GeoDiskを使ってツアーを指定する:
Wolfram Research (2021), TourVideo, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/TourVideo.html (2023年に更新).
テキスト
Wolfram Research (2021), TourVideo, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/TourVideo.html (2023年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2021. "TourVideo." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2023. https://reference.wolfram.com/language/ref/TourVideo.html.
APA
Wolfram Language. (2021). TourVideo. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/TourVideo.html