よく使われる名前付きの色,および独自の色システムからの名前付きの色.

Entity["Color",name]または

タイプ"Color"の実体を表す.

[prop]

指定された特性の値を与える.

[{propi,}]

特性のリストの値を与える.

EntityClass["Color",{propispeci,}]

speci で定義された propi の値を持つ実体のクラスを表す.

実体のサンプル

実体クラスのサンプル

  • EntityClass["Color","PigmentPrimaryColors"]

特性

  • AnalogousColorsanalogous colors
    Brightnessbrightness
    CIE1976LabValue
    CMYKValueCMYK
    ColorSplitComplementscolor split-complements
    ColorTetradcolor tetrad
    ColorTriadcolor triad
    ComplementaryColorcomplementary color
    ComplementaryColorscomplementary colors
    EntityClassesentity classes
    EntityTypeListentity type list
    GrayLevelValuegray level
    HexValuehexadecimal
    HSBValueHSB
    HSIValueHSI
    HSLValueHSL
    HSVValueHSV
    Huehue
    Hunter1948LabValue
    Intensityintensity
    Lightnesslightness
    LuvValue
    MonochromaticColorsmonochromatic colors
    Namename
    NearestColorCountryFlagsflags with nearby colors
    NearestDominantColorCountryFlagsflags with nearby colors
    NearestNamedBrandColorsnearest named brand colors
    NearestNamedHTMLColorsnearest named HTML colors
    NearestPMSColorsnearest Pantone colors
    RGBValue24bit RGB
    Saturationsaturation
    sRGBValue24bit sRGB
    ValueWolfram Language
    xyYValuexyY
    XYZValueXYZ

詳細

  • "Color"実体には,緑色,黄緑色,エメラルドグリーン,オリーブドラブ等の標準的でよく使われる色の名前だけでなく,Crayola,Benjamin Moore等のブランドおよびHTML,Pantone等の色システムに関連付けられる色も含まれる.
  • "Color"実体クラスには,基本的な特性でグループ分けされた色だけでなく,商標の所有者によってグループ分けされた色も含まれる.
  • 特性の中には,"Color"実体タイプ全体について使え,EntityValue["Color",property]の形式を使って得られるものもある.そのような特性には以下が含まれる.
  • "Properties"使用できる特性のリスト
    "PropertyCanonicalNames"使用できる特性の標準名
    "SampleEntities"使用できる実体のサンプルリスト(通常の長さは10)
    "SampleEntityClasses"使用できる実体クラスのサンプルリスト(通常の長さは10)
    "EntityCount"使用できる実体の数
    "Entities"使用できる実体のリスト
    "EntityCanonicalNames"使用できる実体の標準名
    "EntityClasses"使用できる実体クラスのリスト
    "EntityClassCanonicalNames"使用できる実体クラスの標準名
    "PropertyClasses"使用できる特性クラスのリスト
    "PropertyClassCanonicalNames"使用できる特性クラスの標準名
    "PropertyCount"使用できる特性の数
  • EntityValue["Color",property,annotation]の第3引数として以下の注釈が使える.
  • "Source"特性の出典情報
    "Date"実体特性値に関連する日付(あれば)
    "EntityAssociation"実体と実体特性値の連想
    "PropertyAssociation"特性と実体特性値の連想
    "EntityPropertyAssociation"指定の実体がキー,値が特性と実体特性値のネストした連想である連想
    "PropertyEntityAssociation"指定の特性がキー,値が実体と実体特性値のネストした連想である連想
    "Dataset"指定の実体がキー,値が特性名と実体特性値の連想であるデータ集合
  • EntityValue[property,annotation]の第2引数として以下の注釈が使える.
  • "Qualifiers"特性の可能な限定子のリスト
    "QualifierValues"各限定子に与えることができる値のリスト
    "DefaultQualifierValues"特性の限定子のデフォルト値のリスト
    "Description"特性についての短いテキストでの説明
    "Definition"テキストでの特性についての詳しい説明
    "PhysicalQuantity"実体特性値に関連する物理量
    "Unit"実体特性値に関連する単位
  • 限定子の値であるAutomaticは,適用できる形式の値が使えることを意味する.例えば,"Date"限定子には固有の日付や日付範囲が含まれる.

例題

  (4)

ToEntityを使って,実体について調べる:

ある実体の特性値を求める:

ある実体について使用できる特性すべてのデータ集合を取り出す: